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なんと歴史的な大快挙「2020年代のミッションで日本人宇宙飛行士が月面に降りる!」

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日本中が元気をもらった「日本人宇宙飛行士の月面降りミッション ☺ !」 今週初め、米カマラ・ハリス副大統領が5年後位迄、つまり2020年代のミッションで、米国人以外の国の宇宙飛行士も月面に降りると発表!しかも、それが日本人宇宙飛行士だと知らされた時には、日本の隅々まで驚きと感動の嵐が伝わった(^^♪! 世界中にも超ビッグニュースとして伝えられた。 月面のクレーター (写真提供:NASA) 日本中の皆さんが、幸せを感じた瞬間ではなかったでしょうか、私の場合は宇宙に関われたエンジニアで本当に良かったと思いました。あるいは宇宙が好きな宇宙ファン、あるいは天文ファンで良かったと思った皆さんも多かったことでしょう。勿論、日頃宇宙に関心のない皆さんだって、今回のビッグニュースでたくさんの元気をもらった事でしょう。 米カマラ・ハリス副大統領 (写真提供:NASA) これから5年位の間に、日本人宇宙飛行士が月面に降りるなんて、歴史的と言うかエキサイティングなことを味わえるわけですから、興奮するのは当然でしょう。 私たちの時代に、日本人宇宙飛行士が地球以外の天体に降りるなんてことが起こるとは思っていませんでした。本当に嬉しいです。しかも、米国に次いで世界で二番目ですから大快挙ですね。 日本を元気にすることは間違いなく、国民が元気になるばかりではありません。それが日本の宇宙産業にとってもプラスになり、その他の産業についても宇宙に負けるなとばかり好影響を与え、多くの産業にも頑張って頂けることでしょう。つまり日本人宇宙飛行士が月面に降りると言う歴史的なミッション計画は、日本という国全体を元気にするのです。それは更に、日本の国際的な発言力も増すこととなります。 月面での宇宙飛行士 (写真提供:NASA) 現在、詳細については日米で調整中ですが、現時点分かっていることは月面で活動するミッションに参加する日本人宇宙飛行士は少なくても2人、月の周りを回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」で活動するのが、少なくても1名です。 早ければ来月に日米間で署名するようですが、早く署名して欲しいです。 月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」 (写真提供:NASA) 最後に一言、付け加えておきたいのは、戦後始まった日本の宇宙開発から今までに尽力頂いた、多くの科学者やエンジニアなどの宇宙各分野の関係者の皆さんの絶え

世界初のピンポイント着陸を目指す日本の月着陸機スリム、月軌道投入に成功!

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   日本の月着陸機スリム、月軌道投入に成功 世界初のピンポイントで月面着陸を目指す、日本の月着陸機スリムが一昨日の12月25日に高度600から4000kmの楕円軌道に予定通り投入された(^^♪! スリム軌道 (写真提供:JAXA) 今後、年明けの1月中旬まで軌道調整を続け、1月19日に月に一番近いところである近月点を高度15kmにして、1月20日午前12時に着陸降下スタート、午前12時20分ごろに月面着陸を目指す。 日本の月面着陸機スリム(写真提供:JAXA) 2024年1月20日に 世界初 のピンポイント着陸に挑戦する、日本の月着陸機スリム 世界初のピンポイントで月面着陸を目指す、日本の月着陸機スリムが6月4日に種子島で報道陣に公開(^^♪! 日本の月面着陸機スリム(写真提供:JAXA) 今まで月面着陸誤差は目標地の数km~数十km、 随分、誤差があったのですね。東京駅を目標地にした場合、品川駅に着陸したり酷い場合は横浜駅なんて事もあったのですね。それでも着地成功だったんです。 それを、日本は百m以内を目指す。つまり世界初のピンポイントで月面着陸を目指すのです。 是非とも頑張って欲しいですね! 日本の月面着陸機スリム(写真提供:JAXA) 月面着陸が成功すれば世界で5番目、誤差百m以内のピンポイント着陸は世界初。 日本の月面着陸機スリムは、月探査機かぐやの映像地図を持っており、カメラで捉えた映像とを顔認識システムの技術を使って照合することで世界初のピンポイントで月面着陸を目指す(^^♪! 9月7日に種子島宇宙センターからHーⅡA47号機で打上げられ、月軌道に12月25日に入った。1月20日の月着陸に成功することを願っています! スリムの着陸 (写真提供:JAXA) 月面着陸は日本三度目の正直、成功祈願☺! 月面へ着陸したスリム(写真提供:JAXA) 参考:着陸シーケンス(JAXA資料より) 月面着陸機スリムの着陸方法 次の図は 月面着陸機スリムの着陸方法。 図の通り月面着陸機スリムは、月周回軌道から15kmまで高度を下げて着陸シーケンスに入り、その後20~30分で月面にピンポイントでの着陸を目指します。 着陸シーケンス開始前 : 月周回楕円 600km × 15km  シーケンス開始前・月周回楕円軌道において、地上からSLIMの軌道・位置を決定し、SLIMに通知

日本人宇宙飛行士、米国に次いで世界で二番目に月面に降りる!

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  日本の宇宙開発がスタートして最大の歴史的なニュース ! 驚くような宇宙計画が日本中を駆け巡った!宇宙関係者や宇宙ファンのみならず、一般の皆さん方の多くが驚き感動した事と思います。 私も嬉しさのあまり、興奮して体中熱くなりました。そして、かかさず各SNSで感動を投稿し、更には今年最後の出演となったエフエム甲府でのラジオ出演では、その思いを熱く語ってしまいました。 月面基地(写真提供:JAXA) その歴史的なニュースと言うのは、 先週木曜日(12/21)に米カマラ・ハリス副大統領が、2029年までのミッションで、米国人以外の国の宇宙飛行士も月面に降りると発表! その米国人以外の国の宇宙飛行士とは、驚くことに、なんと日本人宇宙飛行士! 多分、日本の宇宙開発がスタートして最大の宇宙絡みの歴史的なニュースと言っても過言ではない。 と言うか、世界も驚くニュースと言ってもよい。 月面での宇宙飛行士(写真提供:NASA) 日本人宇宙飛行士が月面活動に2人、月の宇宙ステーション活動に1人参加予定 人類が宇宙に進出するための足がかり的な国際プロジェクトであるアルテミス計画!これは米国主導ですが、日本・欧州・加・豪など33ヶ国の参加国と共に月面や月の周りを回る宇宙ステーションを将来目指す火星や小惑星などへ進出するための宇宙基地とするよう進めています。 アルテミスⅡポスター(写真提供:NASA) そのアルテミス計画の中で月面で活動する宇宙飛行士の中に日本人宇宙飛行士が少なくても2人が入ると言うことで、最終調整が行われています。 さらに、月の周りを回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」での活動についても、日本人宇宙飛行士が少なくても1人参加することが正式に決まっています。 アルテミス計画の月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」(写真提供:NASA) なぜ日本人宇宙飛行士が選ばれたのか? 米主導のアルテミス計画への貢献度大と言う事です。 例えば、宇宙服を着ないで活動できる高性能な月面探査車をトヨタ自動車が中心となって開発している。 トヨタ自動車のルナークルーザー(写真提供:JAXA) また月の周りを回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」内の機器類製造に日本の多くの会社が参加している。 月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」(写真提供:JAXA) また宇宙ステーション「ゲートウェイ」建設に使用す