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10月, 2022の投稿を表示しています

NASAが笑う太陽の写真を公開!

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  本当に太陽が笑っているかのような写真 NASAの太陽観測衛星SDO(Solar Dynamics Observatory)の、太陽が笑っているようにみえる紫外線でとらえた太陽の画像を公開しました(*^-^*)! この微笑んでいるかのような太陽の目鼻の黒い部分はコロナホールです。 コロナホールは高温の強い太陽風を宇宙空間に噴き出している場所です。 太陽風は分かりやすく噛み砕いて言うと電気のツブです。ですから地球にとっては有害です。 でも強い太陽風は地球に来ると、北極や南極方面から入ってきて大気と衝突して光り、美しいオーロラとして私たちを楽しませてくれます。 更に私の趣味はアマチュア無線ですが、強い太陽風が地球に来ると私のような小電力の無線機でも電波コンディションが良くなり、世界中に電波が飛び世界中の皆さんとお話ができるようになります。ですのでアマチュア無線家にとって太陽風は大歓迎でありました。 オーロラ・ファンやアマチュア無線家は強い太陽風を喜ぶかもしれませんが、他のほとんどの皆さんは困っています。 例えば、強い太陽風の電気のツブは地球の周りを回っている人工衛星を故障させます。それから磁気嵐をおこし地球上で停電の原因ともなります。実際1989年の磁気嵐の時にはカナダで大停電がおきました。 さらに電子機器が多く使われるようになった現在では、スマホやカーナビやテレビ、そして船や飛行機が利用できなくなる可能性もあります。勿論、天気予報も影響受けます。 NASAの太陽観測衛星SDO 最後に、今回の笑顔の太陽画像を撮影したNASAの太陽観測衛星SDO(Solar Dynamics Observatory)を簡単に紹介します。 NASAの太陽観測衛星SDO 写真提供:NASA 太陽観測衛星SDOは2010年2月11日に米ケープカナベラル基地から打ち上げられました。高度36000㎞の静止軌道で観測。 SDOの目的は太陽観測ですが、主に太陽磁場や太陽風がどのようにして作られ、太陽風などが地球周辺も含む太陽圏にどのように放出されるのかなどを調べるためです。観測期間は5年から10年程度を予定。 次回の投稿もお楽しみに!

われら地球人よ、宇宙の真ん中で咲きほこれ!

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 頑張れ地球人! ※ 子ども達が読んでも理解できるようにと思い書いたつもりです。 宇宙に出発する前の宇宙飛行士に「貴方のふるさとは?」と尋ねると「アメリカのボストン」とか「フランスのパリ」「日本の東京」などと答えます。 国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士 写真提供:NASA しかし宇宙に行って、暗黒の宇宙で青く輝き息づいているかのような地球の姿を眺めると、瞬く間に「私達のふるさとは地球です!」と変わります。 そのくらい地球近郊宇宙からの青く輝く水の惑星・地球はインパクトがあり、見る人に愛おしさを感じさせるのです。 地球近郊宇宙からの地球 写真提供:NASA と言うことで、宇宙から地球に帰ってきた宇宙飛行士は、自分達の心の奥深くまでの感動を知って欲しいために、一人でも多くの人に宇宙に行って欲しい。早くそんな時代が来て欲しいと言います。 以前、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションを訪れたゾゾ創業者の前澤友作さんが、地球に戻って来てのインタビューで「地球を大事にしようと思いました。」と「沢山の人達に宇宙に行って欲しい。特に国を動かすような偉い人達には行って欲しい。」と話していました。 国際宇宙ステーションと青く輝く地球 写真提供:NASA 国内旅行や海外旅行に行くような感じで宇宙に行ける時代が来ると、地球人全体の視野が広がることによって意識が高くなり、地球上から戦争が少なくなったり、無くなったりするのではないかと思います。 但し現在欧州で、お隣の国に武力侵攻し戦争となっている最中、このような話題は如何なものかとも思いましたが、あえて投稿しました。 有人宇宙船クルードラゴン 写真提供:NASA 例えば日本の戦国時代には、日本の国内各地域同士での戦争が多かった。現在においては、今で言う各県同士での戦争なんて、とても考えられない世界です。世界各国においても、その時代においては同様なことが起きていたのです。 多くの国では国のトップや国民の意識が高くなり、国の中での争いは止めて一つの国としてまとまろうと言う考え方に変わったのです。色々な経験や犠牲をはらって、ステップバイステップで人類の視野が広がってきているのです。 宇宙船オリオン 写真提供:NASA それと同じように多くの皆さんが宇宙に行くような時代が来ると、徐々に地球スケールの大きな視野の皆さんが増え、今の国々が州

目指せ、世界一の技術力!

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人類の技術力を進化させるために、優れた日本の技術力で貢献して欲しい 世界の国々と切磋琢磨してトップの技術を目指すことが、それぞれの国の国力となります。 月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」 写真提供:NASA 最初に戦後の日本の宇宙開発での技術についてお話しします。 人類の宇宙時代の幕開けは、戦後日本に大きな影響を与え技術立国日本誕生へと進むためのきっかけとなりました。 人類は今から60年以上前の1957年に初めて宇宙にソ連がスプートニク1号と言う人工衛星を打ち上げ成功。しかも4年後の1961年にはソ連のユーリー・ガガーリン飛行士を乗せたボストーク1号が人類初の有人飛行を成功。 さらに初有人飛行から8年後の1969年には米のアポロ11号に乗ってニール・アームストロング船長が人類で初めて月面に降りました。 月写真 撮影:著者 これら12年ほどが人類の宇宙時代の幕開けとなったのです。 しかし宇宙開発は米ソばかりではなく、他の世界各国も人工衛星の打ち上げに成功しました。3番目はフランス、4番目は日本、5番目は中国、6番目はイギリスなどが米ソの宇宙開発に続けとばかり人工衛星の打ち上げに成功。 特筆すべきは、この時期に人工衛星打上げに成功したのは、当然のこと直前の第二次世界大戦の戦勝国であり国連の常任理事国である米ソ英仏中の5ヶ国、そんな中に唯一・敗戦国である日本がイギリスや中国より早く世界で4番目に成功していること。 1945年に第二次世界大戦は広島と長崎に原爆を落とし、また東京など主要都市を中心に北海道から沖縄まで日本のあらゆる場所を焼け野原にされ終戦となった。 そんな敗戦国・日本の厳しい環境下においても、今まで長い間に培ってきたエンジニアや科学者の技術を活かして終戦から10年後である1955年に「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれている東京大学の糸川 英夫博士らが、有名な日本初のロケット「ペンシルロケット」の水平発射実験を行った。 カッパロケットと糸川英夫博士 写真提供:Wikipedia 第二次世界大戦・敗戦という最悪の状況下でも、このように限りなく広がる宇宙を夢見て、設備環境や予算も無い中を、次の日本を担う若者たちの為にもと思い、当時の世界最先端の研究を重ね宇宙開発に挑戦したことは素晴らしいことだ。 この終戦直後、想像を絶するほど苦しい中でのエンジニアや科

星空の美しい故郷で、月の写真や動画を撮り映像にBGMを付けユーチューブ投稿!

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  ユーチューブのサブチャンネル「地上からの月世界」 家の二階から撮影した満月写真 写真撮影:著者 私はユーチューブのサブチャンネル「地上からの月世界」を作り、星空の美しい故郷・山梨から撮った月の動画などにBGMをつけて投稿しています。 Midnight moon  カメラマン&編集者:著者 Full moon rise  カメラマン&編集者:著者 私のユーチューブ・サブチャンネル「地上からの月世界」➡ 「地上からの月世界」 今までは私のユーチューブ・メインチャンネル「宇宙のシャワー」へ宇宙関係全て(宇宙開発、天文学、テレビ・ラジオ出演情報、宇宙講演会、月や星空映像など)投稿していました。 私のユーチューブ・メインチャンネル「宇宙のシャワー」➡ 宇宙のシャワー 月映像が好きな皆様に見て頂こうと、今回ユーチューブのサブチャンネル「地上からの月世界」を作り、地上からの月映像は全てサブチャンネルに投稿するようにしました。あ ユーチューブ・サブチャンネル「地上からの月世界」は作ったばかりで、あまり見て頂いていませんが、早速数百回も見て頂いた動画もありますので、ベスト3をご紹介します。 一番人気の「Ghost 幽霊月」です。 二番人気の「Moonlight 月光」です。 三番人気は「満月の出」です。 サブチャンネル「地上からの月世界」を見て頂き、ご感想・ご意見・リクエストなど頂けると嬉しいです。また動画作成の励みにもなります。 家の庭から撮影した月 写真撮影:著者 次回の投稿もお楽しみに!

身体じゅう震えるような感動的な「満月の出」ビデオを撮影(^^♪!

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 感動的な「満月の出」動画を撮影! 真っ暗な東の山の上から出る満月を待って三脚に取付けたカメラをセットして待つこと10分ほどでした。 大よそ予定していた場所より少し北側でしたが、カメラ位置を少し修正して撮影に入った。 暗闇の中、明るく輝く満月の頭が出てきた、その神々しい光に撮影中ウットリ(*^-^*)! 徐々に姿を現す満月、その美しさと言った、例えようが無い。素晴らしい! 真っ暗な山の上から出てくる満月と、その満月の光によって白く見える満月近くの雲たち、その美しさに感動し身体じゅう震わせながら動画を撮り続けました。 直ぐに編集してユーチューブに投稿しようと思いましたが、宇宙講演会・テレビ番組づくり・ラジオ出演・宇宙の学校などなど、多忙な時期で編集できませんでした。 数か月後の今になって、思い出したように「満月の出」動画の編集を行いました。 数か月前の感動を思い出しながらBGM選びなど編集を行い完成しました。 これが、本日制作したユーチューブ投稿動画です。ぜひ、ご覧ください。 どうでしたか、感動して頂けたでしょうか?思ったほどでもなかったでしょうか(笑)? 投稿動画についての感想など、映像面やBGM面など感じた事をコメントして頂くと嬉しく励みになります。 今後も、頑張って投稿しますので、ご期待下さい!

ジェームズウェブ宇宙望遠鏡の凄い映像、続々公開!part4

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  JWSTが撮影した凄すぎる映像” わし星雲”の「創造の柱」 2022年8月14日取得画像をもとに作成し、10月に発表された「へび座」方向約6500光年の「わし星雲」(M16)をジェームズウェブ宇宙望遠鏡(JWST)が捉えた部分画像。 この場所では沢山の星が生まれ、柱の形をしている 暗黒星雲から 、この写真部分を「創造の柱」と呼んでいる。 JWSTが撮影した”わし星雲”「創造の柱」 写真提供:NASA, ESA, CSA, STScI; Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI) 1990年代、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した宇宙映像には世界中が驚き感動したことでしょう。勿論、下の左の写真の通りHSTも 「創造の柱」を何回か撮影、私たちは感銘を受けました。数十年後の今、下の右の写真の通りJWSTが撮影した「創造の柱」との比較です。驚くほどの違いが分かります。 HST撮影写真(左)JWST撮影写真(右) 写真提供:NASA, ESA, CSA, STScI; Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI) JWSTが 宇宙での「指紋」映像を捉えた 2022年10月12日にNASAがJWSTの次の通り宇宙での「指紋」映像を発表した。 宇宙での「指紋」映像 写真提供:NASA, ESA, CSA, STScI, JPL-Caltech 地球から約5,000光年に位置するWolf-Rayet 140は、地上からの望遠鏡では2つの星しか見えていなかった。 この2つの星による環であるダストリングが、写真の通り17個確認できたとNASAが発表した。 つまり8年に一度、2つの星が近づいた時に1個のリングがつくられる。 それぞれの環は、2つの星が接近し、それぞれの星が出す恒星の風が衝突してガスを圧縮し、そして塵(ちり)ができ、環ができる。 今回、宇宙の「指紋」をJWSTが捉えたことになる。 JWSTの驚くような海王星のリングと7衛星画像 2022年9月22日にNASAが、またまた凄いジェームズウェブ宇宙望遠鏡(JWST)が撮った鮮明な海王星映像を公開!太陽から一番遠い

早朝、国際宇宙ステーションをスマホで手持ち動画撮影!

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  早朝ウォーキング中、ISSを手持ちで動画撮影しました 早朝ウォーキング中に、突然国際宇宙ステーション(ISS)が西の空に現れたので、スマホで写真撮影しました。 でも三脚もなく、スマホなので5秒~10秒などのスローシャッターを切れないので、瞬時に思いついたのが動画撮影。 ISS動画 カメラマン:著者 近くの柱に体を固定して、スマホでの動画撮影にチャレンジしてみました。多少画面が動いてしまいましたが、ISSが北側に移動している映像は撮れました。満足です。 動画を3回ほど撮影しましたので、それらに文字など入れて動画編集しユーチューブに投稿しました。 早朝、国際宇宙ステーションをスマホで手持ち撮影 編集者:著者 今後も早朝ウォーキング中に天体や朝焼け・ISSなど、また季節を感じさせてくれる風景などと出会った時には写真や動画撮影してブログやユーチューブで投稿したいと思っています。 現在、日本の若田光一宇宙飛行士がISSに滞在中と言うグッドタイミングに動画撮影出来て嬉しかったです。 次回の投稿もご期待下さい!

早朝ウォーキング中に、スマホで花や雲それから月や星を撮るのが大好き!

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  私は季節を楽しめる早朝ウォーキングが好きです 毎朝、私は早朝のウォーキングを楽しんでいます。 朝焼けの写真 撮影:著者 同じ地域の家々の周りを歩き、お天気や体調のコンディションによって、ここで40分ほどで終わる事もあります。調子の良い時は、隣の地域にまで行くコースは1時間くらいです。更に日曜日などで時間のある時には、自分の生まれた家まで行きます。このコースには往復1時間30分ほどかかります。 今は4時50分頃にスタートして6時前後に終わります。 バラの花 写真撮影:著者 毎朝の、この約1時間のウォーキングが私は大好きです。何故かと言うと、一足早い星座を楽しめるからなのです。また、天体や雲や花などから季節を感じる事が出来るからです。 今は10月で秋ですが、早朝に見えるのは冬の星座です。冬の早朝は春の星座です。特に好きなのは春の早朝に見える夏の大三角の間を通る天の川です。 夏の夜8時頃には、町のネオンで天の川は見えません。でも、春の早朝に見える夏の天の川はネオンの明りも少なく、そして空気も澄んでいるので、微かですが楽しむ事ができます。 ウォーキング中に畑から撮った天の川 写真撮影:著者 勿論、その都度に月や惑星も加わり、一層・楽しくなります。 春先の花々の開花時期も好きです。特に桜や桃の花が美しい。どの季節も季節の花が咲き、ウォーキング中に鳥の鳴き声を聞きながらワクワクします。 それから6時前後には、お楽しみの朝焼けを楽しむこともできます。雲の出方にもよりますが、見事な色となります。 朝焼けの中に浮かぶ白い満月 写真撮影:著者 これらの季節を感じた時に、花や雲・月や星などをスマホで写真撮影するのが大好きです。 スーパームーンと周りの山々 写真撮影:著者 今、赤い火星とベテルギウス、そして青白いシリウスが並んでいる 今、5時頃に真上を見ると赤くなりかけている火星が見え、その南にオリオン座があり赤っぽいベテルギウスと右下の青っぽいリゲル、さらにオリオン座の三ツ星の先には青白く輝いているシリウスが見えます。 月と火星・オリオン座・シリウス 写真:著者撮影 位置的には、火星とベテルギウスそしてシリウスが一直線上に見えます。 星の位置を表示 資料作成:著者 シリウスと火星は5時半近くまで見えます。 ウォーキング中に撮影 写真撮影:著者 ぜひ皆さんも、早朝の星空や朝焼けも楽しん

私の宇宙テレビ番組「アルテミス」制作中!

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  日本も参加のアルテミス計画のテレビ番組制作中 アメリカ主導で欧州ESA・カナダ・オーストラリア、そして日本も参加のアルテミス計画ですが、最初のアルテミスⅠは11月14日(米東部時間=0時07分、日本時間で14時07分)に大型ロケットSLS(スペース・ローンチ・システム)で打ち上げられます。 月面上空のオリオン宇宙船 写真提供:NASA 地域テレビ局の11月放送予定の、私のテレビ番組の特集では、タイムリーな話題であることもあって「アルテミス」を制作することにしました。 昨日、テレビ局で収録まで完了しました。 残りは番組編集と監修です。必要であれば、番組編集の手直しなどを行います。 今月末に放送予定日を決め、来月・テレビ番組「アルテミス」を放送予定です。 テレビ番組収録中の著者 テレビ番組「アルテミス」の内容 放送権の関係から全国の皆さんには見て頂く事はできませんが、放送終了後に映像一部使ってユーチューブで紹介したいと思っています。 その時は、このブログでもユーチューブ紹介を投稿したいと思います。 また、将来的には過去の私のテレビ番組も数百件とたくさんありますので、順次・同様に投稿したいと考えています。 今回の私のテレビ番組「アルテミス」の概要は次の通りです。 1、 アルテミス計画とは 打上げを待つ大型ロケットSLS 写真提供:NASA 2、 アルテミスⅠ(SLSロケット、宇宙船オリオン、マネキンのムーニキンなど) オリオン宇宙船 写真提供:NASA 3、 アルテミスⅡ(搭乗者やスケジュールなど) 4、 アルテミスⅢ(搭乗者や13の着陸予定場所、NASAアルテミスチーム紹介など) アルテミスチーム 写真提供:NASA 5、 月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」について 月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」 写真提供:NASA 6、 アルテミス計画への日本の参加内容 7、 まとめ いよいよ、私たち人類が宇宙に進出する時代が始まろうとしています。 今の子ども達が大人になると、国内外の旅行に行くような感じで宇宙に行ける時代が来るかもしれません。 またアルテミス計画によって、月旅行なんて事も始まる頃かもしれません。 また宇宙関係の仕事がたくさん増えるので、お仕事で宇宙に行ける時代が来るかもしれません。 科学技術の早い進歩に期待して、みんなで応援し、楽しみに待ちましょう。