日本人宇宙飛行士、米国に次いで世界で二番目に月面に降りる!

 日本の宇宙開発がスタートして最大の歴史的なニュース

驚くような宇宙計画が日本中を駆け巡った!宇宙関係者や宇宙ファンのみならず、一般の皆さん方の多くが驚き感動した事と思います。

私も嬉しさのあまり、興奮して体中熱くなりました。そして、かかさず各SNSで感動を投稿し、更には今年最後の出演となったエフエム甲府でのラジオ出演では、その思いを熱く語ってしまいました。

月面基地(写真提供:JAXA)


その歴史的なニュースと言うのは、

先週木曜日(12/21)に米カマラ・ハリス副大統領が、2029年までのミッションで、米国人以外の国の宇宙飛行士も月面に降りると発表!

その米国人以外の国の宇宙飛行士とは、驚くことに、なんと日本人宇宙飛行士!
多分、日本の宇宙開発がスタートして最大の宇宙絡みの歴史的なニュースと言っても過言ではない。
と言うか、世界も驚くニュースと言ってもよい。

月面での宇宙飛行士(写真提供:NASA)



日本人宇宙飛行士が月面活動に2人、月の宇宙ステーション活動に1人参加予定

人類が宇宙に進出するための足がかり的な国際プロジェクトであるアルテミス計画!これは米国主導ですが、日本・欧州・加・豪など33ヶ国の参加国と共に月面や月の周りを回る宇宙ステーションを将来目指す火星や小惑星などへ進出するための宇宙基地とするよう進めています。

アルテミスⅡポスター(写真提供:NASA)



そのアルテミス計画の中で月面で活動する宇宙飛行士の中に日本人宇宙飛行士が少なくても2人が入ると言うことで、最終調整が行われています。
さらに、月の周りを回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」での活動についても、日本人宇宙飛行士が少なくても1人参加することが正式に決まっています。

アルテミス計画の月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」(写真提供:NASA)




なぜ日本人宇宙飛行士が選ばれたのか?


米主導のアルテミス計画への貢献度大と言う事です。

例えば、宇宙服を着ないで活動できる高性能な月面探査車をトヨタ自動車が中心となって開発している。

トヨタ自動車のルナークルーザー(写真提供:JAXA)



また月の周りを回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」内の機器類製造に日本の多くの会社が参加している。

月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」(写真提供:JAXA)



また宇宙ステーション「ゲートウェイ」建設に使用する機材類の輸送に国際宇宙ステーションに荷物を運び世界で唯一全て成功した宇宙船「こうのとり」の月バージョン機を三菱電機などが製作中などなど多くの分野で計画に貢献、

新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」(写真提供:JAXA)



その対価として
日本人宇宙飛行士が月面に降りる機会を提供されることになったのです。

勿論、25年間の国際宇宙ステーションへの貢献度も評価されています。
宇宙船「こうのとり」だけでなく、一番大きく更に実験研究しやすい日本の実験棟「きぼう」を建設したことや、

日本の実験棟「きぼう」外観(写真提供:JAXA)



水再生装置や太陽電池パネルの充電器などの世界トップクラスの技術力を使った機器類製作、

更に若田光一宇宙飛行士をはじめとする日本人宇宙飛行士への高い評価なども忘れてはならないと思います。

船外活動を行う若田光一宇宙飛行士(写真提供:JAXA)


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