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9月, 2021の投稿を表示しています

世界初、民間人4人だけで地球を3日間・周回する宇宙旅行に成功!

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  世界初の民間人4人だけで地球を3日間まわる宇宙旅行! 宇宙飛行士が乗ってない、世界初の民間人4人だけで地球を3日間まわる宇宙旅行成功! 米スペースX社は日本時間の2021年9月16日午前9時ごろ、地球周回宇宙旅行のためにクルードラゴン宇宙船を米南部フロリダ州ケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げました。 今回宇宙に行った4人の皆さん 写真提供:SpaceX なぜ宇宙飛行士やパイロットなどが乗らないで、民間人だけの宇宙旅行が出来たかと言うと、クルードラゴン宇宙船は打ち上げから地球帰還までフルオート宇宙船だからです。基本的に全て自動運転なので、民間人だけの宇宙旅行が可能となったわけです。 今回は完全に全て自動運転で終わったわけですが、最悪のケースで手動操作を要求された時に対応できるように、今回搭乗した4人は半年間の宇宙船を操縦する訓練などを受けました。 今回の宇宙旅行はスペースX社の「インスピレーション4」と言われているもので、宇宙船の4席全部を米支払いシステム企業シフト4ペイメンツCEOであるジャレド・アイザックマンさんが購入し3名を招待しました。 選ばれた3名は、公募で選ばれたクリストファー・センブロスキさん42才、残り2名は女性で地球科学者のサイアン・プロクターさん51才、幼少期に骨肉腫を治療し克服したヘイリー・アセノーさん29才。アセノーさんは、体内に人工器具を装着しており誰もが宇宙に行けると印象付けた。 3日間の宇宙旅行は無事成功し9月19日に地球帰還! 今回の宇宙旅行は、7月に宇宙飛行を行った ヴァージン・ギャラクティック社とブルーオリジン社のように打ち上げロケットなどの勢いで宇宙空間である100㎞近辺に行くサブオービタル飛行(弾道飛行)ではありません。 今回の宇宙旅行「インスピレーション4」は、国際宇宙ステーション(ISS)のように地球の周りを回る軌道を3日間回りました。 ISSは地上から上空400㎞(地球を1日16周)を回っていますが、今回はISSよりも高い軌道585㎞(地球を1日15周)を回りました。 今回の宇宙飛行の映像をお楽しみ下さい。(映像スタートは4分43秒くらいからです。) 3日間の宇宙旅行中4人は、地上局との連絡のやり取りや一般の皆さんとの交信など。また、宇宙線の健康への影響や睡眠状態のモニターなどなど医学研究などにも協

星出飛行士4回目の船外活動、日本人最長の活動時間!

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  星出彰彦飛行士4回目のISS船外活動、日本人最長の活動時間となる! 国際宇宙ステーション(ISS)に船長として長期滞在中の星出彰彦飛行士が、日本時間の9月12日夜に通算で4回目となるISSの船外活動をフランスのトマ・ペスケ飛行士と行いました。 今回船外活動を行った星出彰彦飛行士とトマ・ペスケ飛行士 写真提供:NASA 星出飛行士の今回の船外活動は6時間54分で通算28時間17分で日本人で最長活動時間となった。これまでは、野口聡一飛行士の27時間1分であった。 国際宇宙ステーション 写真提供:NASA この船外活動は先月行われることになっていました。しかし星出飛行士とペア予定のアメリカ人飛行士が体調不良となり、延期して今回フランス人のトマ・ペスケ飛行士と行われることになりました。 ISSの太陽電池パネル 写真提供:NASA 今回の作業は新しい太陽電池を設置するための架台の取付作業など 星出飛行士とトマ・ペスケ飛行士 写真提供:NASA 今回の船外活動での作業は、新しい太陽電池を設置するための架台取付作業や古い測定器を交換する作業でありました。 船外活動での作業 写真提供:NASA 日本時間の9月12日午後9時30分ごろに、ISSのエアロックから船外に出ました。星出飛行士はトマ・ペスケ飛行士と一緒に大きな部品類を運び出しました。 ISS中央部のエアロック 写真提供:NASA 星出飛行士が船外へ 写真提供:NASA 大きな部品とトマ・ペスケ飛行士も船外へ 写真提供:NASA 星出飛行士とトマ・ペスケ飛行士は、手すりを伝わって太陽電池まで移動して架台の取付作業を行った。 作業中の星出飛行士 写真提供:NASA 作業中のトマ・ペスケ飛行士 写真提供:NASA 9月12日夜から13日の朝にかけて、7時間近くかかった長時間作業でした。 星出飛行士は、今回初めて作業のリード役を務めた。 ISS内に戻った二人の飛行士-1 写真提供:NASA  ISS内に戻った二人の飛行士‐2 写真提供:NASA 星出飛行士らのクルーは、11月初旬まで宇宙での実験などを行い、地球に戻る予定です。 次回の投稿もお楽しみに!

世界で一番人気の砂漠のオアシス、サンペドロ・デ・アタカマ!

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  砂漠のオアシス、サンペドロ サンペドロのレストランの前 写真:著者 チリ北部のアタカマ砂漠に、砂漠のオアシスのサンペドロ・デ・アタカマと言う、人口2千人ほどの小さな町があります。地元では略してサンペドロと呼んでいます。 サンペドロの入口付近 写真撮影:著者 チリで最も古い町、そしてサンペドロ伝統の日干しレンガとわらぶき屋根で独特な雰囲気をつくりだしている町。 日干しレンガとわらぶき屋根 写真撮影:著者 近くに遺跡が多く残っており、考古学的にも重要な町、それからアタカマ砂漠の観光地の拠点となっている町と言うことで、世界中から観光客が訪れておいます。 いつも観光バスがたくさん 写真撮影:著者 ホテル・レストラン・土産店が多いのですが、どこも沢山の観光客でにぎわっています。 私も週に一度はサンペドロの町を通っていましたが、いつも大型の観光バスがたくさん止まっていました。 サンペドロのホテル 写真撮影:著者 サンペドロの魅力は素朴さ 私も何度かサンペドロの町に宿泊しました。また仕事仲間と懇親会などをする時には、サンペドロのレストランを多く利用していました。 古い教会の前で 写真:著者 町全体に古い歴史が漂っていて、ドンキー(野生のロバ)やビクーニャが草を食べる牧歌的な風景や、土壁・わらぶき屋根などからも、なぜか懐かしい温かさみたいなものを感じました。 サンペドロの街並み 写真撮影:著者 町の中を歩いているだけでも、やけに落ち着き本当に居心地が良かったです。 世界各国、特に欧米の観光客が多く、こんなに遠い小さな町まで、多い時には町の人口以上の観光客が訪れるのですから、不思議な魅力を持った町です。 学校帰りの子どもたち 写真撮影:著者 住民全体が古い歴史を大切にして、住居についてもかたくなに伝統手法をもちいて、全てにおいて昔のまま・自然のまま。 サンペドロの農地 写真撮影:著者 砂漠の町サンペドロ・デ・アタカマの魅力は、何と言っても素朴さです。 写真を見ただけでも行きたくなった方もいるのではないでしょうか。 次回の投稿もお楽しみに!