最近の講演会後の風景の変化:サイン攻めからスマホ撮影 こんにちは、宮川広です。 宇宙の魅力を伝える講演会を、山梨を中心に全国・時には海外でも続けています。現役の宇宙エンジニア時代から数えて、テレビやラジオ出演も含めると、もう3,000回を超える宇宙トークをお届けしてきました。今日は、講演の内容ではなく、**「講演会が終わった後の風景」**について、少しお話ししたいと思います。10年以上前は、本当に賑やかでした。 特に小学生のみんなが大好きで、講演が終わると一斉にステージ前にダッシュ! 「サインください!」の列がずらーっとできて、ほとんど全員が並ぶことも珍しくありませんでした。 宇宙に感動した子、宇宙オタクの熱心な子、握手まで求めてくる子…。 小さな田舎の小学校では、シャイな子が真っ赤になって勇気を出して近づいてきてくれた瞬間、可愛すぎて逆に私が「握手しよっか!」と手を差し出したり(笑)。 そんな子どもたちのキラキラした目を見ているだけで、疲れなんて吹き飛んでいました。その後は控室や職員室、校長室に戻って、先生方や主催者のみなさんから 「今日の話、子どもたちがすごく食いついてましたよ!」 「私も宇宙に興味が湧いてきました!」 と、質問攻め&感動トークのラッシュ。 講演者として、これほど温かく、嬉しく、やりがいを感じる時間はありませんでした。でも、今から5年ほど前あたりから、ぱったりと変わったんです。サインを求める人が、ほとんどいなくなった。 代わりに、スマホを手に持ったみなさんが、どんどん近づいてきます。 最初は「一緒に写真撮ってもいいですか?」という数人グループ。 それがだんだん、ご家族みんなで! お父さん・お母さんが「息子と一緒に!」「娘と一緒に!」と声をかけてくれるようになりました。 「パパが宇宙好きなんです」「この子が宮川さんのファンで…」なんてエピソードを聞きながら、パシャパシャ連写(笑)。だって、今はみんなその場で最高の思い出をスマホに残せますもんね。 すぐに家族や友達にシェアできて、いつでも見返せる。 サイン帳に残すより、よっぽど身近で、鮮やかで、みんなの笑顔が詰まった一枚になるんです。時代は完全にスマホの時代だなぁ〜!(嬉し泣き…いや、ちょっと寂しいような?)もちろん、心の底では「サイン待ちの列が懐かしいな」と思う部分もあります。 あの頃の子どもたちの...