🚀 はじめに|何が起きたのか? 2025年12月22日、日本の主力大型ロケット**「H3」8号機 が、準天頂衛星 「みちびき5号機」**を搭載して種子島宇宙センターから打ち上げられました。しかし、残念ながら衛星を予定の軌道へ投入することはできず、打ち上げは失敗に終わりました。 その後の調査で、新たな事実が少しずつ明らかになってきています。 🔍 新事実|フェアリング分離時に異常な衝撃 ▲ 衛星を守るフェアリング分離のイメージ 2026年1月20日、JAXAは文部科学省の専門家会合で 最新の原因究明状況 を報告しました。 注目すべきポイントは、 衛星を覆う保護カバー(フェアリング)分離時に、衛星とロケット第2段の結合部が損傷した可能性が高い という点です。 解析の結果、打ち上げ約3分45秒後のフェアリング分離時に、想定以上の衝撃が機体に加わっていたことが分かりました。 📸 機体カメラが捉えた異変 ▲ 機体後方カメラ映像のイメージ 搭載カメラと飛行データの解析から、次のような異常が確認されています。 フェアリング分離直後、 衛星が斜めに傾き、下方へ沈み込むような挙動 衛星表面の 保護フィルムが剥がれ、外装パネルが脱落 衛星結合部の直下にある 第2段エンジン燃料タンクの加圧配管が損傷 この影響で、第2段エンジンは十分な推力を維持できず、正常な燃焼ができなくなったと考えられています。 🛰️ 想定外の事態|衛星は途中で脱落していた? ▲ 本来は約30分後に行われる予定だった衛星分離 本来、「みちびき5号機」は 打ち上げ約30分後 に第2段から分離される予定でした。 しかし後方カメラの映像には、 第1段と第2段の分離時(打ち上げ約5分後) すでに 衛星らしき物体が宇宙空間を漂っている様子 が映っており、衛星は予定よりはるかに早く脱落していた可能性が高いとみられています。 ❓ 原因として考えられている可能性 JAXAは、損傷の直接的な原因として以下の可能性を慎重に検討しています。 分離した フェアリングが衛星や結合部に衝突 した ロケット内部で 燃料や高圧ガスの漏れ・爆発的現象 が発生した その他の構造的・力学的要因 現時点では、 まだ原因は特定されていません 。 🚀 今後のH3ロケットと日本の宇宙開発 今回の失敗は、日本の宇宙輸送システムにとって大きな...
コメント
コメントを投稿