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夏の太陽はなぜ高く冬は低い、夏の満月はなぜ低く冬は高い位置にあるのか?

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  太陽の方向にコンニチハしているのが夏の地球 地球は南北の中心から23.4度かたむいています。 ですから、春夏秋冬の季節があるのです。 例えば地球の右側に太陽があるとすると、太陽の方向にコンニチハしているのが夏の地球です。 なので、夏の太陽は高い位置にあるのです。地球が傾いていなければ目の方向に太陽があります。 でも、傾いている、つまりコンニチハをしているので 太陽はおでこの方向 となります。 この時に、 夏の月の位置を見ると、太陽の光が当らないで何も見えない月・新月は太陽と同じ方向なので、見えませんが高い位置です。 満月の場合は、太陽とは反対の方向にあります。地球の軸が23.4度傾いていなければ太陽と同じような位置ですが、コンニチハをしているので、 夏の満月の位置はコンニチハと挨拶している地球のお尻の方向です。 低い位置という事です。 つまり、 夏の太陽は高い位置、夏の満月は低い位置 で、太陽と満月の位置は逆です。 太陽の方向にオシリがあるのが冬の満月 次に 冬の場合は 、 太陽は地球のお尻の方 にありますので低い位置と言うことです。 ですから、夏とは逆に つまり、 冬の太陽は低い位置、冬の満月は高い位置 です。 太陽と満月の高さは逆と言うことです。 そして、 春と秋は夏と冬の中間の位置 のために、家の窓から丁度良い場所に位置するので見やすいと言うことです。 但し、 春は、おぼろ月といわれるように曇った感じで、更に最近は黄砂なども飛んできて、 秋のようにスッキリした綺麗な月は、なかなか見ることが出来ません。 そんなことから、 月を楽しむのには秋が一番良い と言う事です。

秋は月見の季節です!

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  今年も美しい秋の月を楽しみましょう! 秋は空気が澄んでいて、美しい月を見ることができ、しかも家の窓から見ると丁度良い位置に出てきます。ですから、秋は月見には絶好の季節ということです。 ハーベストムーン 撮影:著者 春も位置的には家の窓から見やすい位置ですが、おぼろ月といわれるように曇った感じで、更に最近は黄砂なども飛んできて、秋のようにスッキリした綺麗な月は、なかなか見ることが出来ません。 <中秋の名月> まず今回お勧めなのが、中秋の名月です。日本の旧暦で秋の真ん中の美しい月の意味です。今年の中秋の名月は 9月17日㈫ です。 中秋の名月に、ご家族で月を眺める!これは、日本の昔からの習慣でもあります。おだんごやススキ、そして季節のものを、おそなえすれば完璧ですね。中秋の名月は芋名月とも言われているので、いもをお供えする習慣です。 月見のお供え 撮影:著者 でも無かったら、季節の野菜や果物なんでも良いと思います。オサムライさんの時代から続いている日本の月見の習慣、続けたいですね。 <9月の満月:ハーベストムーン> 今年のスーパームーンは10月17日㈭ですが、ほとんど近い大きさの9月の大きな満月は 9月18日㈬ です。今年二番目に大きい満月、9月の満月は英語でハーベストムーンです。ご家族みんなでお楽しみ下さい。 <十三夜の月> 昔から中秋の名月と同様に十三夜も月見をする習慣があります。十三夜は十五夜の次に美しいと言われています。 十三夜の月 撮影:著者 今年の十三夜は 10月15日㈫ です。十三夜は豆名月や栗名月とも言われています。 ですから十三夜は、団子・ススキそして豆やクリをお供えします。豆やクリがない場合は、野菜やブドウなど季節の物で良いでしょう。 団子の数は、十五夜が15個ですが、十三夜は13個です。 <今年のスーパームーン> 今年のスーパームーンは 10月17日㈭ です。10月の満月は英語でハンターズムーン。 スーパームーン 撮影:著者 スーパームーンとは正式な天文用語ではありません。一般的に、地球と月の距離は38万kmと言われています。大きな満月スーパームーンの時は36万km以下と地球に近くなります。 逆に最も小さな満月のことをミニマムーン、又はマイクロムーンと言いますが、この時は地球との距離が40万km以上と遠くになります。 何故こんな事が起こるのでし

今、ひかり輝く 「日本の宇宙開発!」

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  今、輝きだした日本の宇宙開発技術! 地球観測衛星「だいち4号」 写真提供:JAXA ここ数年、日本の宇宙開発や天文学など宇宙に関することが世界的に話題となっています。 そんな中から今回は、これからの日本の宇宙開発に大変な勢いを与えると思われるような 世界のトップレベルの日本の宇宙開発技術を紹介します! 日本の月着陸機スリムが世界初のピンポイント着陸に成功! 例えば 一つ目としては 今年1月20日、日本の月着陸機スリムが世界初のピンポイント着陸に成功! 月面着陸したスリム 写真提供:JAXA 今回スリムは上空50m迄はピンポイント性重視・その後は安全性重視。 ですからスリムの着陸精度は安全性重視の直前で評価、JAXA発表の結果はナント10m以下で3~4m。 月面着陸に今まで成功した ロシア・アメリカ・中国・インドの4ヶ国による着陸精度は数kmから数十kmでした。 今回のスリムの着陸精度は、JAXA結果報告の3~4mとすると約千倍となります。 とんでもない快挙と言っても過言ではないでしょう。 分かりやすく表現すると、東京駅の1番ホームを目的地とすると、今までは東京タワーとか品川駅に降りていた、 下手をすると横浜駅なんてこともあったのです。 今回のスリムの場合は東京駅の1番ホーム内に着陸できる事は当然、 精度的には一番ホームの1両目とか3両目とかの希望車両への着陸も可能、驚くレベルに人類技術を進歩させたことになります。 月着陸機スリム 写真提供:JAXA なぜピンポイント着陸技術が必要かと言うと、 月には大気が無いので、現時点・飛行機やヘリコプターは使えません。 車の開発も進めていますが、探査が必要な場所は危険が多過ぎて長距離運転は難しいなどあり、 現在ではピンポイント着陸技術を使うのがベスト! 更に日本の月着陸機スリムが、 2週間続く-170度の月の夜に耐えられるかチャレンジしました、 なんと、月の「越夜」に3回も挑戦し成功しました! 日本の新しい大型主力ロケットH3、打ち上げ成功 二つ目の日本の技術は「日本の新しい大型主力ロケットH3、打ち上げ成功」。 昨年3月にH3初号機を打ち上げました。 メインエンジンの第一弾ロケットとサイドについている補助ロケットは問題なく、宇宙空間に飛び出し。 軌道投入用の二段目ロケットが、着火せず失敗となってしまいました。 H3ロケット

今年の夏休みは私の宇宙講演会(8月21日)へ(^^♪!

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  8月21日㈬に身延町文化会館ホールで私の宇宙講演会開催! 私の宇宙講演会 写真:著者 今年の夏休みには私の宇宙講演会で宇宙に浸って(^^♪! 私の講演会は学校や団体さん主催が中心で、「多分、私の一般募集の最後の講演会」是非ご参加下さい! 私の宇宙講演会を開催する山梨県身延町総合文化会館を紹介します! 会場は400席で車椅子席が3席、駐車場:150台完備。 身延町総合文化会館 多分科学館と同等または以上の大スクリーンと音響設備で約1時間半の宇宙講演会!科学館などに行った気分になると思います。 ブドウ園 写真撮影:著者 山梨県外の皆さんも桃やブドウの山梨観光を兼ねてご参加下さい☺! もも園 写真撮影:著者 詳細内容については、以下のチラシをご覧下さい! 未就学児からシニアの皆さん対象内容で無料、更に美しい映像も惜しみなく見て頂きます! 申込:8月9日㈮まで、チラシの問い合わせ先まで電話かメールで申し込んで下さい☺! ※※※※※※※※※ 問い合わせ先:峡南地域教育推進連絡協議会(峡南教育事務所内)               Tel  0556-22-8154                Mail  miyazawa-ywwx@pref.yamanashi.lg.jp         教育支援スタッフ 宮澤 研  有泉 浩明   ※※※※※※※※※ アタカマ高地の夕焼け 写真提供:ESO 約1時間半の宇宙講演会、音響も素晴しい大きな会場です! 私たちの心をとらえてやまない宇宙の魅力 お話しと映像で皆さんにお届けします!  この夏休み、ご家族皆さんで夢のある不思議な世界に浸って下さい! 身延町文化会館ホールでのリハーサル時の写真

日本のスパコンは世界ナンバーワンを目指している!

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  逆境に立ち向かい不屈の精神で成し遂げた世界一の日本の技術力   1980 年 1990 年代に世界中の科学者やエンジニアが、それぞれの国のスーパーコンピュータ技術を世界でナンバーワンにしようと切磋琢磨し、おのれの威信をかけて技術開発に明け暮れていた。 日本でも、これからはスーパーコンピュータの時代とばかり、他国に比べると少ない開発費の中を、しのぎを削って開発を推し進めていた。 なぜかと言うと、これからの全ての産業や研究において正確なシミュレーションが可能となると予測される最先端のスーパーコンピュータ技術を自国で持つことができるかは、新しい技術や研究を安く早く進める事が可能となり、その国にとっての将来の明暗を決定するとも言われているからだ。 だから目指すはナンバー 1 、ナンバー 2 ではダメなんです。一度遅れると、その技術力を得る事は不可能に近い、そんなに甘い世界では無いのだ。世界のトップから外れると今後勝負できなくなる、と言うか「ぐうの音もでない!」状態となってしまいます。 線状降水帯予測スーパーコンピュータ 写真提供:気象庁 特に日本のような資源がなく、物をつくる技術で繁栄してきた国にとっては致命的なんです。ですので更に、そう言った技術を持ち合わせているのだから、しかも、勝負できるステージに立っているのだから、わざわざナンバー 2 などではなく、目先の事ではなく国の将来のためにも、未来ある子ども達のためにも、世界のナンバー 1 を目指し高い技術力を繋いで行くべきなんです。 こんな時、日本にも先見の明のあるエンジニア達が多くいて、日本のスーパーコンピュータ技術を推し進めた。なぜかと言うと、多くのエンジニア達が繋いできた日本の世界一のコンピュータ技術を止める訳にはいかない、ましてやスーパーコンピュータを使っての驚くようなAI時代が明日にでも来ると分かっていたから。 スーパーコンピュータ「富岳」でのコロナ感染、マスクの効果 写真提供:理研 さらに線状降水帯予測スーパーコンピュータなど災害の多い日本を被害最小にするためにも、そして突然発生する流行病対策、勿論・新しい自動車開発や宇宙船・ロケット開発から宇宙の謎・ブラックホールや生命の起源など日常生活を豊かに便利にすることから夢のある人類の宇宙進出を支える技術まで全てスーパーコンピュータを使っての世

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が最古の銀河を観測!

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  ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測史上最も遠い銀河を観測することに成功! NASAはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、今まで発見した銀河の中で一番古い、どのくらい古いかと言うとビッグバンから2億9000万年後と言う銀河「JADES-GS-z14-0」を発見したと2024年5月30日に発表! JWSTが銀河「JADES-GS-z14-0」を発見 写真提供: NASA/ESA/CSA この銀河の大きさは、端から端まで光の速さで1600年かかるサイズ。 質量は太陽の数億倍と言われている。 研究チームは「自然界はどのようにして3億年足らずでこれほど明るく、重く、大きな銀河を作ることができるのでしょうか?」と語っている。 宇宙初期の銀河発見は、ファーストスターやファーストギャラクシーそしてブラックホールがどのように誕生し進化したのかの宇宙誕生時の研究が進むと予想される。 宇宙は138億年前に誕生、 それから38万年後に宇宙で一番古い光である宇宙の晴れ上がり、 その後に宇宙は広がっていき星が誕生し、 それらの星々が銀河を形成するまでの数億年間である宇宙の暗黒時代、 今回の銀河発見は宇宙の暗黒時代の謎解明に近づく発見と期待されている。 今後ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡で観測を続ければ、もっと遠い銀河、つまり若い宇宙の銀河が見つかる可能性もある。 さらに今回発見された銀河には酸素が含まれていることも分かり、世界中の科学者が驚いている。 JWST 写真提供: NASA/ESA/CSA 研究チームは「この銀河の一生のこんなに早い時期に酸素が存在していたのは驚きであり、私たちが銀河を観測する前から、何世代にもわたって非常に重い星が生きていたことを示唆しています。」と話している。 これからのジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡の観測結果が、益々楽しみになってきました。

日本人宇宙飛行士が月面に降りる!と言う 歴史的なニュースを御存じですか!

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  日本人宇宙飛行士が米国以外として初めて月面に降りる!と言う大ニュースを御存じですか! 人類が宇宙進出を目指しているアルテミス計画において、4年後に日本人宇宙飛行士が月面に降りるという本当に凄い歴史的なニュース。 有人月面探査 (写真提供:NASA) なぜ、こんな凄い話が進んだと思いますか? 世界を動かせるような力、 と言うか、アメリカや世界を動かした力とは? それは、世界最高峰の日本の技術力です! と言う事で今日は、約4年後に日本人宇宙飛行士が月面に降りると言う歴史的なニュースと そんな凄いことを実現させてしまおうとしている世界最高峰の日本の宇宙技術についてお話します! アルテミス計画と言うのは、米国を中心に日本・ヨーロッパ諸国・カナダ・オーストラリアなどが参加して人類で初めて 月の周りを回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設、2030年代には月面基地を建設、 そして火星の有人探査を行うと言うもの。 最初に、「日本人宇宙飛行士が月面に降りる」という話が出たのは? 2023年末のクリスマス前にアメリカの国家宇宙会議が開かれ、ハリス副大統領が2029年迄のミッションでアメリカ以外の宇宙飛行士が月面に降りると発表! それを聞いた時に、私は個人的にも、いよいよそう言った時代に入ったんだと感慨深いものを感じました。 月面探査トレーニング (写真提供:NASA) 続いて数日後に、ハリス副大統領が言ったアメリカ以外の宇宙飛行士とは日本人だと言うニュースが流れ、更にビックリしました。 現時点でですが、 日本人宇宙飛行士は何人が月を目指しますか? 更にこれから増えるかもしれませんが現時点で月を目指すと予定されている人数。 それは3人です。 月を目指す3人の日本人宇宙飛行士のミッションについて! その内容は 最初の1人目は、2029年迄のミッションですので、これから4年後の2028年のミッションであるアルテミスⅣで月面に降りると思われています。 月面に降りる2人目は、2031年にオールジャパンで開発中の世界初の与圧月面車ルナ・クルーザーを月面に納車するので、その時に最初に運転するのが日本人宇宙飛行士の予定です。 3人目は月面には降りません。月の周りを回る月周回宇宙ステーション・ゲートウェイの建設に関わる予定です。 月に向かう3人のミッションについて、それぞれを もう少し細かくお