1月10日、ブルーオリジン社のニュー・グレンロケットを打ち上げ予定!
ブルーオリジン社、今度は衛星打ち上げ用ロケットに挑む
通販アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏率いるブルーオリジン社はサブオービタル飛行ロケット・ニューシェパードで宇宙旅行(弾道飛行)を行っている。
そのブルーオリジン社が、1月10日に衛星打ち上げ用ロケットであるニュー・グレンを初めて打ち上げる。
ニュー・グレンロケット(写真提供:Blue Origin) |
全長約98mのニュー・グレンロケットは、ライバルのイーロン・マスク氏率いるスペースX社のファルコン9ロケット同様に第1段の再使用が可能。
能力的には地球低軌道(LEO)に約50トンの貨物を投入できる。BE-4エンジンは25回の再使用が可能。
ニュー・グレンロケット初飛行の目標
ニュー・グレンロケットはフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から米東部時間1月10日に打ち上げ予定。
今回のニュー・グレンロケットの打ち上げは、米政府の国家安全保障ミッションの打ち上げ認証を取得するためのステップであります。
初飛行の目標としては、安全に地球周回軌道への投入、そして6時間に及ぶ通信機能の確認なども含まれる。さらに第一弾ロケットは、大西洋上に待機する回収船へのランディングも注目点であります。
ブルーオリジン社・ロケットの燃焼試験(写真提供:NASA) |
最後に
これから、全世界でのロケット打ち上げ需要の高まる中、トップを走るスペースX社のファルコン9を追いかけてニュー・グレンロケットが挑むことになります。
イーロン・マスク氏のスペースX社とジェフ・ベゾス氏のブルーオリジン社の競争と言った側面も一般の皆さんは興味を持っているようです。
左から三番目がジェフ・ベゾス氏(写真提供:Blue Origin) |
勿論、日本のH3ロケットや欧州のアリアン6ロケットも加わり大変な戦いとなりそうです。
H3ロケットに頑張って欲しいですね。
ロケット打ち上げ費用の削減、そしてロケットの再利用化、また垂直着陸などなど、人類のロケット技術を進化させるため、プレイヤーが多いという事は良いことだと思います。
それぞれ人類のために頑張って頂きたいと思っています、今年も世界のロケット打ち上げが楽しみです。
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