日本の宇宙ベンチャー「美しい流れ星にエールを」

 人工流れ星への挑戦


ALE(エール)は人工的に流れ星をつくることに挑戦している東京のベンチャーです。

人工衛星を打ち上げて、宇宙からビー玉のような玉を落とし、希望する場所に流れ星を出そうと言う考え方です。

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(©ALE)


イベントなどで流れ星を飛ばして、その美しさや面白さをとどけようとしています。

代表取締役社長は岡島礼奈さんです。

宇宙を使って楽しんでもらおうと言うベンチャー!

代表の岡島さんは、天文学を学んでいた頃、流星群を見に行ったところ、
予想に反して全然流れずガッカリした、だったら人工的に流れ星を作って喜ばせてあげようと考えたようです。

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(©ALE)


確かに、毎年流星群のたびに見に行きますが、雨のような流れ星を期待して郊外に行っても、数十分1~2個なんてことよくあります。さらにタイミングによっては全然見れないでガッカリすることもあります。
「人工流れ星」面白いアイディアですね(*^-^*)!


世界初の人工流れ星衛星

以下は(株)エールのホームページを引用させて頂きます。




ALEの人工流れ星衛星は東北大学と共同で開発されました。
人工衛星ALE-1、ALE-2は、姿勢と位置を計測するためのセンサーを複数搭載しており、3重冗長の自律判断ができる、極めて高い信頼性を有しています。

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(人工流れ星衛星 ©ALE)

その冗長判断システムにより、人工流れ星を予定された場所に正確に発光させることが出来ると同時に、他の人工衛星との衝突や、宇宙デブリの発生を防ぐことが可能です。



またペイロード(ミッションシステム)である流星源放出機は、国産の高性能部品や精密加工技術によって実現しています。
放出速度は秒速最大400mと高速でかつその速度誤差は1%未満と、非常に高精度な放出が可能です。



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(©asahi.com)



美しい流れ星にエールを送ろう!

それでは、エールの紹介動画「2020年、日本に人工流れ星を、宇宙ベンチャー「ALEの挑戦」をご覧下さい!



エールの動画、いかがでしたか?


たくさんの皆さんを喜ばし、これをきっかけに、皆さんが宇宙に関心を持って頂けると良いですね。

日本の中にも多くの宇宙ベンチャーが誕生しています。
驚く様な内容に挑戦しているベンチャーも多く見かけ、嬉しく思っています。

大変でしょうが、当初の思いを忘れず着実に一歩一歩歩んでいっていただきたい。
そして将来的には世界を目指して大きく成長されることを期待しています。
温かく見守らせて頂きます。頑張って下さい!

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