H3ロケットの打ち上げ時のトラブル内容を特定、3月6日を延期し7日に打ち上げ目指す!

 2月17日のH3ロケット打ち上げトラブル内容を特定!対応後、3月7日打ち上げ目指す!

世界中が注目するなか種子島宇宙センターでの、2月17日のH3ロケットの打ち上げはメインエンジンLE-9着火後に異常信号を検知した為、補助ブースターSRB-3への着火信号を送らず自動停止させた。


H3ロケット 写真提供:JAXA


約2週間の詳細な調査を行った結果:ロケット打ち上げ時の前に、ロケットと地上設備の切り離しを行う。この時の電位変動がロケットメインエンジン制御部への電力供給を数秒間途絶えたために起きた。


H3ロケット 写真提供:JAXA


もっと分かりやすく言うと、ロケットと地上設備の電気ケーブルと通信ケーブルを同時に切り離す時のノイズが異常信号となり自動停止となった。

なので、切り離しを同時ではなく段階的に行ったり、切り離しで発生するノイズが小さくなるようにプログラムを変更しました。

ノイズが小さいと誤作動が起きないことは確認済。但し、対応策の最終確認はロケットを発射場にセットしてからでないと確認できないために、打上げ前日に行う。問題なければ打ち上げを実施する。

ロケット打ち上げ予定は、3月6日の午前10時37分~44分ごろと予定していたが、悪天候となりそうなので、3月7日の午前10時37〜44分に延期するとJAXAが発表した。

打ち上げ予備期間は3月10日迄である。また打ち上げ当日にロケット打ち上げを行うかは、天候状況を確認し再度判断する予定である。



H3ロケット 写真提供:JAXA



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