日本人初・月面に降りる宇宙飛行士は誰?

日本人初・月面に降りる宇宙飛行士は誰?

昨年末に米カマラ・ハリス副大統領が2020年代のミッションで、米国以外の国の宇宙飛行士が月面に降りると発表!

いよいよ、その様な時代になったかと感慨深い思いでした。これは世界でもビッグニュースとして米国の次に月に降りるのは、どこの国か大々的に報じられていました。また、フランスのマクロン大統領がNASAに対して自国の宇宙飛行士を推薦したり、韓国の尹錫悦大統領がNASAを訪れ売り込みしているなどのニュースが流れ、各国の売り込みが激化していました。

そんな中を、世界で二ヶ国目に月に降りることになったのは日本人宇宙飛行士と発表されたとき、本当に嬉しく思い、今回・契約に署名され安心しました。

米ワシントンNASAにて 写真提供:NASA

日本時間の2024年4月10日、米ワシントンで日本人宇宙飛行士が二回にわたり月面に降りる事が、NASAネルソン長官と盛山文部科学大臣が署名された。


アルテミス計画状況

日本人宇宙飛行士が月面に降りる事となったアルテミス計画は、

アルテミスⅠは2022年11月16日に打ち上げられ25日半かけて月を周回し12月11日にメキシコ湾の太平洋上に着水しました。と言うことでアルテミスⅠは成功しました。

アルテミスⅡは2025年9月に4人の宇宙飛行士を乗せて打ち上げ予定です。約10日間かけて月周回飛行を行う予定です。

アルテミスⅢは2026年9月に4人の宇宙飛行士が月に向かい、その内2人の宇宙飛行士が約50年ぶりに月面に降ります。月面に降りるのは、一人は米国の女性宇宙飛行士、もう一人は有色人種も含めた米国の男性宇宙飛行士を予定している。


日本人宇宙飛行士が月面に降りるのは、いつ頃?

アルテミスⅣは2028年ごろを予定しており、ここで日本人初の宇宙飛行士が月面に降りる予定。

JAXAとトヨタ自動車などが共同開発中のルナクルーザー 写真提供:JAXA

2人目の日本人宇宙飛行士が月面に降りるのは、JAXAとトヨタ自動車などが共同開発中の月面探査車ルナクルーザーの月面への納入時である2031年と予想される。

JAXAとトヨタ自動車などが共同開発中のルナクルーザー 写真提供:JAXA


月面に降りる日本人宇宙飛行士は誰?

この二回の日本人宇宙飛行士の月面に降りる機会を担うのは、現役の宇宙飛行士5人と訓練中の2人、計7人の日本人宇宙飛行士が対象者となります。

訓練中の諏訪理さんと米田あゆさんの2人が宇宙飛行士となるのは、早くて今年11月、つまり今年度中くらいです。でも最初から月面滞在と言うよりは、国際宇宙ステーションの長期滞在などの経験を踏まえ、宇宙環境での適正など確認後に選出されるのが一般的と思われます。そうであるとすれば、二人が選ばれる場合2031年の二回目だと思います。でも月面探査を考慮して選出された二人ですから可能性は高いでしょう。

米田あゆさんと諏訪理さん 写真提供:JAXA

日本人宇宙飛行士選出は、JAXAでの選考方法も決まっていない状況です、現時点では想像する以外ありません。

星出彰彦宇宙飛行士 写真提供:JAXA

もし船長やパイロットであれば、星出彰彦宇宙飛行士・油井亀美也宇宙飛行士・大西卓哉宇宙飛行士の可能性があります。

船長やパイロットでない場合、医療関係に長ける宇宙飛行士である古川聡宇宙飛行士・金井宣茂宇宙飛行士の可能性があります。

また、以上の二回の月面降り以外にも日本人宇宙飛行士のチャンスは追加される可能性はなきにしもあらず。

さらに月面には降りないが、月を周回する宇宙ステーション・ゲートウェイの建設に携わる日本人宇宙飛行士もいると思います。

どちらにしても、世界が見守る歴史的な第一歩である日本人宇宙飛行士の月面に降りる可能性があるのは、約1億人の日本人の中の7人の宇宙飛行士以外ありません。是非ともスキルアップを繰り返し頑張って頂きたいと思います。

日本中、いや世界中の皆さんが注目し応援しています!早く月面に立つ、日本人宇宙飛行士の姿が見たいです! 

左から大西卓哉宇宙飛行士・油井亀美也宇宙飛行士・金井宣茂宇宙飛行士
 写真提供:JAXA
古川聡宇宙飛行士 写真提供:JAXA

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