人生を全力で駆け抜けるための「リフレッシュ術」と「視野を広げる努力」(修正バージョン)

 「夢を諦めないための最強の2つの習慣」

〜過酷な国際プロジェクトを何十件も成功させてきた元シニアエンジニアが、今だからこそ伝えたいこと〜
こんにちは、宮川 広です。私は長年エンジニアとして、国内外の超大型国際プロジェクトを数多く成功させてきました。
特に予算が数十億〜数百億円規模の大規模試験装置(主にアメリカ製、次いで日本製、欧州製)の立ち上げを、何度も何度もやり遂げてきた経験があります。

そんな私が、激務に追われすぎた過去を振り返って、今の若い皆さんにどうしても伝えたいことが2つあります。① どんなに忙しくても「リフレッシュ」を日常に必ず入れること
② 意識的に「視野を広げる」努力を絶対にやめないこと

この2つがあるかないかで、長い人生の「持続力」と「楽しさ」が大きく変わると、私は心から確信しています。



プロジェクトに没頭する「光」と「影」

私のキャリアのほとんどの時間は、トラブルだらけの巨大プロジェクトに飲み込まれていました。
装置の不具合で何年も深夜・早朝対応が続き、世の中のニュースも流行も完全にシャットアウトされていた時期が何度もありました。
ピンク・レディーの全盛期も、光GENJIのブームも、ほとんど知らないまま通り過ぎてしまったんです(笑)
でも、同じ過酷な現場にいた一部の同僚たちは、どんなに忙しくても世間の空気や流行をちゃんとキャッチしていました。
当時は「天才かよ…」と本気で羨ましかったのですが、今振り返ると、ただ単に「バランスの取り方」が違っただけなんですよね。

これはエンジニアに限った話ではありません。
新曲制作に没頭するミュージシャン、オリンピックを目指すアスリート、起業して寝る間も惜しむ経営者——
本気で夢を追いかける人なら、誰しも一度は通る「没頭のトンネル」です。




没頭は本当に素晴らしい。
でも、そこに「適切な息抜き」がないと、心も体もすり減って、最終的には創造性まで枯渇してしまいます。

もしあの頃の自分にたった一言だけアドバイスできるとしたら、こう叫びます。「大変な時だからこそ、絶対にリフレッシュを諦めるな!!」

私がどんなに忙しくても続けてきた、シンプルなリフレッシュ術

私も別にサボっていたわけではありません(笑)



どんなに地獄のようなスケジュールでも、必ず続けていたことがいくつかあります。
  • 昼休みの5〜10分だけ ジョギング+縄跳び(これだけで頭が驚くほどクリアになり、午後の集中力が段違い)
  • 季節の移り変わりをスマホ1台で撮る「季節の写真日記」(自然の変化を感じるだけで心に余裕が生まれる)
  • 睡眠を少し削ってでも確保した「ワクワク時間」(アマチュア無線で海外と交信したり、望遠鏡で月のクレーターを眺めたり)
大事なのは「カッコいいもの」「お金のかかるもの」である必要は全くないということ。
**「自分に無理なく、ずっと続けられるもの」**を見つけるのが一番です。

音楽が好きなら自分だけのプレイリストを作るでもいい。
運動派なら近所を散歩するだけでもいい。
映画好きなら15分の好きなシーンだけ見返すでもいい。
学生のうちにいろいろ試して、自分だけの「充電方法」を3つくらいストックしておくと、本当に強いです。

今でも子どもたちや学生向けの講演で必ず言うのはこれです。「一番キツい時こそ、短くてもいいからエンタメや楽しみを入れて、自分をアップデートし続けよう」

人生最大のレバレッジは「視野を広げること」

そして私が今、一番強く感じているのは、「視野を広げる」ことのとんでもない威力です。
人間は生まれてからずっと、少しずつ世界を広げて成長してきましたよね。
  • 保育園児 → 近所の公園が全世界
  • 小学生 → 通学路+友達の家
  • 中学生 → 町全体+部活で隣町
  • 高校生 → 電車で県内、たまに隣県へ
  • 大人 → 国を越えて、世界へ




私は何年も前に、海外の広大な砂漠のど真ん中で仕事をしていたとき、ふとこんなことを考えました。「もし今、ここに昔めっちゃ大嫌いだったA君が立っていたら…?」答えは一瞬で出ました。「懐かしくて、思わず笑顔で駆け寄っちゃうだろうな」
時間と距離が大きくなると、嫌いだった相手さえ「大切な人生の一部」に変わってしまう。
広い視野は、人や出来事の見え方を根本から変えてくれるんです。




日本造船業界の「奇跡の逆襲」が教えてくれたこと

最近の日本の造船業界の話は、まさに視野拡大の究極の成功例です。
今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)は、何十年も「国内1位は俺たちだ!」と火花を散らし、「犬猿の仲」と言われるほどのライバルでした。「絶対にあいつらには負けたくない!」という気持ちで何十年もいがみ合ってきた両社です。
ところが2023年、中国・韓国勢に世界シェアを大きく奪われ、日本の造船業が本当にヤバい状況になったとき、二社は大きな決断をしました。
「日本一」ではなく「世界一」を目指す視野を「国内」から「世界」にガラッと切り替えた瞬間です。現場の作業者さんたちまでもが
「もう船をつくる仲間はみんな家族だ」という気持ちで接するようになり、情報も技術も惜しみなく分かち合えるようになった。

その結果、両社は世界最大級のコンテナ船6隻を共同で設計・建造。
サッカー場3面分を超える超巨大船を、日本の技術で作り上げ、世界中を驚かせました。

「相手の会社なんて大嫌いだった」
そんな現場のおじさんたちが
「日本のため」「世界一のため」という大きな視野に立った瞬間、本当に奇跡のような協力が生まれたんです。




これほど分かりやすく、鮮やかな「視野を広げたら敵が味方になる」例は、他にないのではないでしょうか。

人類の歴史そのものが「視野拡大」の歴史

これは企業だけの話ではありません。
人類の歴史そのものが、視野を広げてきた物語なんです。
  • 縄文時代 → 村レベルの視野(近所の集落同士の争い)
  • 戦国時代 → 県レベルの視野(武田信玄 vs 上杉謙信の川中島の戦い)
  • 近代 → 国レベルの視野
  • これからの未来 → きっと宇宙規模・星レベルの視野へ
視野が広がるたびに、人類は新しいステージに進化してきました。




最後に、夢を追う若い皆さんへ

壁にぶつかって、しんどくて、諦めそうになったときこそ、
・短い時間でもいいからリフレッシュを必ず取り入れて
・意識的に視野を広げる小さな努力を続けてください

いろんな本を読んでみる。
全然違う地域の人と話してみる。
海外のニュースをちょっと覗いてみる。
小さな一歩でいいんです。

自分の世界を少しずつ大きくしていく習慣を、今から始めてみてください。
広い視野で人や世界を温かく見つめられるようになったら、
きっと人生はもっと豊かで、もっと楽しく、もっと優しくなるはずです。

そして、もしかしたら今まで気づかなかった
「日本」という国のすごさや魅力にも、初めて気づけるかもしれません。

ぜひコメントで教えてください!
・あなただけの「キツい時に続けているリフレッシュ法」
・「視野がガラッと広がった瞬間」のエピソード

一緒に、もっと大きな世界を目指していきましょう!
宮川 広
(写真提供:JMU・NASA・ESO)

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