なぜ人類は宇宙を目指す!(その3:資源不足)

 地球の資源不足


山梨県立博物館で宇宙講演会中の著者

私の「はじめての宇宙」ブログでは、小学生からシニアの皆さんを対象に、その中でも今まで宇宙に馴染みのなかった方々に噛み砕いてお話しています。宇宙に詳しい皆さんにとっては物足りないかもしれませんが、目的が初級者用ですので、ご了承願います。

2017温室効果ガス過去最高
宇宙から見た地球 写真提供:NASA


早速本題の「なぜ人類は宇宙を目指す!」、
その理由として、一つ目は人類のロマンでした。
二つ目は宇宙災害。
そして今回の理由三つ目としては、資源対策です。

私が子どもの頃は、世界の人口は30億人
今は80億人近くとなっており、凄い勢いで増えています。

30年後には100億人に近づくと言われています。

それだけでも、食料と資源不足となります。



今でも地球の資源不足となる

今でも、発展途上国の皆さんが、もし私たちと同じような生活をしたら、地球の資源は足りないと言われています。

地球エネルギーには限界がある ですから、限りのある私たちの地球資源を大切に少しずつ使うように皆が環境活動を推し進めたり、乗り物や家庭製品の一層のエネルギー効率向上を目指す必要があります。

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写真提供:NASA


 人類のために資源を求めて宇宙へ

どんなに環境活動がしっかり行われても、またエネルギー効率化技術が向上しても、それでも未来のことを考えると、地球資源には限りがあります。

私たちは、活動範囲を宇宙にまで広げて、人類のために資源を求めようとしています。

月や火星そして小惑星など。


更にNASAは小惑星を捕まえる計画も現在進めています。

映像を見て下さい!




小惑星を捕まえる映像、どうだったでしょうか?

チョットSFっぽくなりました。



小惑星探査機オシリスレックス 写真提供:NASA

皆さんご存知の小惑星探査機「はやぶさ」や2020年12月にカプセルをオーストラリアのウーメラ砂漠に投下した小惑星探査機「はやぶさ2」、更に米国版「はやぶさ」と言われている小惑星探査機「オシリスレックス」のそれぞれの探査目的には、小惑星の詳細を調べて宇宙災害対策と言う事もありますが、併せて資源対策としての面も重要な調査内容です。


テレビ番組出演中の著者


今回の「なぜ人類は宇宙をめざす!」、どうだったでしょうか?

今後の投稿のためにも、皆さまからコメント頂けると嬉しいです。

それでは、次回の投稿もご期待下さい!


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