2021ノーベル物理学賞に真鍋淑郎さんが受賞

 2021ノーベル物理学賞に真鍋淑郎さん90才が受賞

2021ノーベル物理学賞に日本人の真鍋淑郎(まなべ しゅくろう)さん米プリンストン大上席研究員90才(愛媛県出身)が受賞。

真鍋さんは大気中の二酸化炭素の濃度が上がると温度上昇につながる等、現在気象研究の基礎を明らかにした、独マックス・プランク気象学研究所のクラウス・ハッセルマンさんとイタリアのローマ・サピエンツァ大学のジョルジオ・パリシさんらと共同受賞。

真鍋淑郎さん 写真提供:BBVA財団

真鍋さんは1960年代に地球全体の気候をコンピューター上で再現して予測するモデルを開発。

大気中の二酸化炭素濃度が気候に与えることを初めて明らかにしたなど、気候研究を進めるのと同時に二酸化炭素の増加に伴う気温上昇を予測、世界に衝撃を与えた。

ノーベル賞委員会は、真鍋さんとハッセルマンさんの二人が「地球の気候および人類が気候に及ぼす影響に関する知識の基礎を築いた」と評価した。またパリシさんは、「不規則系およびランダム過程の理論において革新的な貢献をした」と称えた。

日本人のノーベル賞は米国籍者を含め28人目。物理学賞は6年前の梶田隆章さんに続いて12人目。

2021ノーベル物理学賞受賞、おめでとうございます!

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