日本の技術「2035年頃めどに、日本が月面に燃料工場建設」
2035年頃めどに、日本が月面に燃料工場建設
以前JAXAは2030年代半ば頃に月面に燃料工場を建設し広範囲の探査を目指すと発表した。
米NASAとの共同計画の中で、燃料工場については日本が主導で行い、日本は民間とJAXAなどのオールジャパンで対応する。
(鹿島建設の「次の現場は宇宙です」ポスター 資料提供:鹿島建設)
燃料工場建設のために作業者を月面に送り込むのは難しいこと。
ここで工場建設には、基本的に地球上からの遠隔操作で実施するよう研究が進められている。地球と月面の距離は平均38万kmです、ですから電波で重機に指示を出した場合、片道1.3秒かかります。障害物などあった場合のために、重機に自律機能を持たせる必要がある。宇宙での自律機能については、JAXAは小惑星探査機「はやぶさ2」などでも多く経験し実績がある。
また遠隔操作については、3.11東日本大震災の時の福島第一原発でのガレキ処理作業などに活躍している鹿島建設(株)の重機の自動化システムを使うことを検討している。

(日本が建設予定の燃料工場イメージ 写真提供:JAXA)
日本主導で月面の水から燃料の水素をつくり。上空を飛ぶ月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」との移動や月面での移動燃料をつくる。月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」は米主導で日本・欧州などが参加予定のアルテミス計画の中のプロジェクトです。
月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」との移動や月面での移動燃料を地球から輸送すると大変な費用と手間がかかる。

(日本が建設予定の燃料工場イメージ 写真提供:JAXA)
日本主導で月面の水から燃料の水素をつくり。上空を飛ぶ月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」との移動や月面での移動燃料をつくる。月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」は米主導で日本・欧州などが参加予定のアルテミス計画の中のプロジェクトです。
月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」との移動や月面での移動燃料を地球から輸送すると大変な費用と手間がかかる。
月面への燃料工場建設は、これらの費用削減が目的である。
宇宙ステーションと月面間、また月面での移動手段
月面を移動する月面移動車については、既にJAXAとトヨタ自動車(株)との間で開発が進められている。

(月面移動車 写真提供:トヨタ自動車)
日本は米国・欧州などと協力し、20年代に月周回基地「ゲートウエー」を建設する。その上で、氷があるとみられる月の南極地域に35年ごろを目標に工場を建設。
採取した水を太陽電池を使って水素と酸素に電気分解し、ロケット燃料とする。月面でも燃料になると期待される。

(月面基地イメージ 写真提供:JAXA)
日本の月探査機かぐやを始めとする各国の月探査機データで、月の南北極近くのクレーターには太陽光が当たらない場所があり、氷があると言われている。
探査機データだけでなく、実際に月面移動車などで早く氷を発見したいと各国共月面移動車を月面に送ろうと頑張っています。
もし発見できれば、飲料水や燃料に利用でき、宇宙開発が一気に加速することでしょう。
(アルテミスⅠの打上げを待つSLSロケット 写真提供:NASA)
宇宙ステーションと月面間、また月面での移動手段
月面を移動する月面移動車については、既にJAXAとトヨタ自動車(株)との間で開発が進められている。

(月面移動車 写真提供:トヨタ自動車)
日本は米国・欧州などと協力し、20年代に月周回基地「ゲートウエー」を建設する。その上で、氷があるとみられる月の南極地域に35年ごろを目標に工場を建設。
採取した水を太陽電池を使って水素と酸素に電気分解し、ロケット燃料とする。月面でも燃料になると期待される。
日本人を含む宇宙飛行士が月面で最大千Km移動する。

(月面基地イメージ 写真提供:JAXA)
月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」と月面との移動用・離着陸機は再使用型で4人乗り。月面に降りる時はエンジンを逆噴射しながら降り、宇宙ステーションに戻る時はロケットのように噴射して上昇。
JAXAでは1回の離着陸で37トン、1回の月面移動で21トンの水が必要。
月での水採取で有人月面探査を5~7回行うなら、地球から水を運ぶよりも安価となる。
月での水採取で有人月面探査を5~7回行うなら、地球から水を運ぶよりも安価となる。
日本の月探査機かぐやを始めとする各国の月探査機データで、月の南北極近くのクレーターには太陽光が当たらない場所があり、氷があると言われている。
探査機データだけでなく、実際に月面移動車などで早く氷を発見したいと各国共月面移動車を月面に送ろうと頑張っています。
もし発見できれば、飲料水や燃料に利用でき、宇宙開発が一気に加速することでしょう。
月面や火星を目指す「アルテミス計画」は、2022年秋から本格的にスタート、最初のアルテミスⅠは見事に成功。2024年11月にはアルテミスⅡで4人の宇宙飛行士が月を回ってくる、無事成功する事を祈っております。
頑張れ人類!



コメント
コメントを投稿