2022年11月8日は皆既月食、次回の地球の皆既月食(含:日本)は2025年!

今回の地球上の皆既月食は東・南アジア、豪州、太平洋地域、北米など

2022年11月8日の地球上での皆既月食は欧州・アフリカ・中東・西アジアなどを除く太平洋地域を中心に東アジア・北米・北極圏などで楽しむことができます。

皆既月食を楽しめる地域と、残念ながら今回は見ることが出来ない地域を表した地図です。日本語の地図と、海外の皆さん向けに英語版も加えました。


資料提供:NAOJ

資料提供:NASA

日本を除く東アジアの一部やインド・インドネシア・フィリピンなど、それから豪州などでは月食が始まっている状態、つまり欠けている状態で月が出てくる月出帯食(げっしゅつたいしょく)です。

月食の仕組み 資料提供:NAOJ


それからアメリカ・カナダの一部やメキシコと南米などでは、月食の途中の状態、つまり欠けている状態で月が沈んで行く月入帯食 (げつにゅうたいしょく)です。

もし全世界が天気に恵まれた場合(^^♪、今回の月食は地球上で約27億人が楽しめると言われています。


月出帯食と月入帯食 資料提供:NAOJ


こちらは日本の場合の皆既月食を楽しむ時間帯資料です。


月食の予定スケジュール 資料提供:NAOJ


次は私が昨年撮影した月食の写真です。


昨年の月食中の写真 撮影:著者


次は今回の皆既月食・経過資料です。


資料提供:SockPuppetForTomruen


次は最大食の時に月からの地球の見え方です。


月食時の月から見た地球 写真提供:SockPuppetForTomruen

地球上の次回の皆既月食は3年後の2025年!

今回の後に地球上で月食が見られるのは2023年5月5日の部分月食、皆既月食は約2年半後の2025年3月14日。

日本国内では、2025年3月14日の月食は一部の地域で部分月食が見える程度。

日本全国で皆既月食が楽しめるのは約3年後の2025年9月8日なので、お天気に恵まれたら、今回は是非楽しみましょう。

昨年の月食写真 撮影:著者


次回の投稿もお楽しみに!


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