日本期待のH3ロケット、明日(2/17)打上げ!

明日、日本技術の粋を集めたH3ロケットの打ち上げ!

日本のH3ロケット打ち上げは種子島宇宙センターから、いよいよ明日(2/17)10:37からです!

H3ロケット 写真提供:JAXA


今、ロケット打上げシェアトップのスペースⅩ社の打上げ費用約70億円、これは再利用ロケットの開発で実現した。

対抗馬の日本のH-ⅡAは、世界トップクラスの高成功率だが100億円と高価のために打ち上げ依頼が少なかった。

H3ロケット 写真提供:JAXA

勝負にならんと、部品数を減らし、更に電子部品の9割を自動車部品使用や3Dプリンターを使っての部品製造、エンジニアによっての点検も自動点検を増やし、しかも大型化(H-ⅡAロケットは長さ53m、H3ロケットは最大で63m、直径も1m以上大きい)で1.3倍の積載量等々、日本技術の粋を集め低価格と高品質をここまでやるかと進めたH3ロケットの登場😊!

今回開発された期待のLE-9エンジンは、第一弾ロケットに使用されます。

LE-9エンジン 写真提供:JAXA


さらに、打ち上げ用の衛星の重量に合わせて、サイドの補助ロケットを4本まで増やす予定、またロケット先端のフェアリングのサイズも衛星に合わせて大小2サイズがあります。

フルモデルチェンジした国産液体燃料ロケットの打ち上げは30年ぶりです。

目標としては、年間6回の打ち上げを目指しています。

低価格化や打ち上げ能力をアップすることによって、世界の衛星打ち上げシェア獲得を目標としています。


地球観測衛星「だいち3号」 写真提供:JAXA


今回の初号機には地球観測衛星「だいち3号」が搭載されます。「だいち3号」は、防災・災害対策用です、1回の通過で幅70㎞・長さ4000㎞の範囲全域を地上分解能80㎝と言う驚異的な性能です。

既に、H3ロケット初号機以降の打ち上げ計画も予定されています。

        火星衛星探査計画(MMX) 写真提供:JAXA


火星衛星探査計画(MMX)、月の南極に探査機を送る計画等々。それから欧米各国と進めている月や火星を目指すアルテミス計画では月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」に荷物を運ぶための宇宙船打ち上げなどなど、目白押しのスケジュールです。

月周回宇宙ステーション「ゲートウェイ」 写真提供:NASA


今後の日本技術の宇宙での活躍もかかっているH3ロケット初号機の打上げ、人類の挑戦のために貢献して欲しいです、成功をお祈り致します。


H3ロケット 写真提供:JAXA

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