太陽の黒点が2022年から急増中、2025年と2026年が危険!

現時点、過去20年間で黒点の数が最高!

2023年5月24日 写真提供:NAOJ


米国立気象局の宇宙天気予報センターは2023年6月の太陽の黒点数は163個となり、過去20年間で最高数となったと発表。

13年間の太陽黒点数 資料提供:ベルギー王立天文台

11年周期で変化する太陽活動において、黒点の数が増えてピークになる太陽極大期、つまり太陽活動が最大となるピークに近づいていると言うこと。

太陽活動周期は1755年からスタート、1755年から1766年が第1太陽周期で現在が25回目の周期です。25回目の周期の太陽極大期は2025年と言われている。

第25太陽周期は、当初第24太陽周期と同様かそれ以下の低活動となると予想されていました。

ところが2022年ごろから、急激に活発化しており黒点数も急増してきています。ご存じの通り、2022年2月に米イーロンマスクさんの会社であるスペースⅩ社の通信衛星スターリンク用の衛星49基を同時に打上げましたが、40基が大気圏に落下してしまいました。

これから2025年の太陽極大期に向かって黒点の数も増えていくと思います。太陽の表面の部分的爆発である太陽フレアは黒点近くで多く発生し、熱い電気の粒である太陽風が地球に飛んできます。

大きい太陽フレアが発生すると太陽風が多くなり太陽嵐となります。その太陽嵐によって電力網やインターネットを遮断することがわかっています。過去にも太陽嵐によって北米などで大規模な停電が起こっています。

最近では、2023年の7月2日に大きな太陽フレアが発生したとNASAのソーラーダイナミクス天文台が観測し発表しました。

2023年7月2日に強力な太陽フレアを発生 (写真提供:NASA)


今回の第25太陽周期においては、世界の科学者が100年に一度と言う凄い太陽活動になるかもしれないと予想しています。何故かと言うと、色々な角度からのデータに、もうそれらしい兆候が出始めているからです。

太陽極大期の後である2025年と2026年が危険であると科学者の皆さんが予想。

今後の宇宙天気予報に耳をかたむけ情報収集しましょう。

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