イーロン・マスクの宇宙開発

 待ちに待った宇宙開発エンジニアの誕生!

イーロン・マスクはアフリカで生まれ、アメリカに渡り、苦しい生活の中で会社を立ち上げました。20代の初めから、たった30年で世界一のお金持ちとなった、現代の代表的なアメリカン・ドリーマーです。

イーロン・マスクはアフリカで生まれ、アメリカに渡り、苦しい生活の中で会社を立ち上げました。20代の初めから、たった30年で世界一のお金持ちとなった、現代の代表的なアメリカン・ドリーマーです。

イーロン・マスク(写真提供:NASA)


彼は宇宙開発のスペースX社や電気自動車のテスラ社、そしてインターネットのX(旧ツイッター)など、世界トップの会社をいくつも経営しています。

さらに、イーロン・マスクは人型ロボットやAI、人間の脳とAIの統合など、最先端技術にも取り組んで成功しています。これらの取り組みは、世界中の人々に注目されています。
イーロン・マスクの活躍は、アメリカや日本を中心に世界中の宇宙ベンチャーにも影響を与えました。
例えば、通販サイト・アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスもその一人です。

超多忙な生活にもかかわらず、今なお新しい製品開発や、新しい会社の設立を続けています。
最近では政治活動にも関わり、普通の人の数倍のパワーを持つ頑張り屋さんで、まさしく鉄人、アイアンマンです。

イーロン・マスクは、アメリカのスーパーヒーロー映画『アイアンマン』のモデルでもあります。
また、iPhoneやiPadを世に送り出した伝説の人、スティーブ・ジョブズを超えたとも言われ、アメリカ大統領より影響力のある男とも言われています。

まずは、どんな人物か知っていただくために、生い立ちからお話しします。

イーロン・マスクの生い立ちから会社設立まで

両親はエンジニアの父とカナダ出身の母で、1971年に南アフリカに生まれ、弟と妹の3人兄弟でした。

アフリカ(写真提供:NASA)


子どもの頃からロケットやコンピュータのプログラミングに興味を持ち、図書館の本を読むのが大好きな少年でしたが、ひどいイジメにもあったようです。

9歳の時に両親が離婚し、弟と共に父に引き取られました。

その後、1989年に母の出身地であるカナダに移住しました。

お金も無く厳しい生活だったため、農場の野菜畑で働いたり掃除をしたり、製材所でボイラーの掃除や木を切ったりする過酷な肉体労働のアルバイトをして稼ぎました。

19歳でカナダのクイーンズ大学に入学し、1991年にはアメリカのペンシルベニア大学に奨学金を受けて入学しました。
1995年にはスタンフォード大学の大学院に進学しました。
この年にウィンドウズ95が販売され、世界中にインターネットの時代が到来しました。
イーロン・マスクは大学を辞め、弟と共に会社を立ち上げることを決意しました。しかし、この時点で彼にはお金がありませんでした。


会社を設立する

つまり、お金が無い状態で会社を立ち上げたため、安いオフィスを借りたもののアパート代を払えず、みんなでオフィスに寝泊まりする生活を送りました。

もちろんシャワーや風呂は無かったので、YMCAのシャワーを利用していました。
仕事に使うコンピュータも1台しかありませんでした。

1995年、最初に弟たちと、つくった会社は、今で言うタウンページで、道案内や地域のお店などをインターネット上で紹介する会社でした。

インターネット上でのタウンページは、今では普通に沢山ありますが、当時そのような会社は無く、イーロンマスクは起きている間は働き続け毎晩遅くまで新しい情報を作成し続け、売り込みなどの努力の結果、会社は徐々に成長していきました。

会社立ち上げから4年後には大きな会社となり、買収されイーロンマスクは、初めての会社で億万長者となりました。この時、28才でした。

それらの資金を元に、1999年に二つ目の会社をつくりました。
今度はインターネットを利用してクレジットカードなどで支払いのできる会社でありました。
メチャクチャ凄いと思いませんか?
今から25年も前にキャッシュレスを始めたんですよ。

アメリカ合衆国(写真提供:NASA)


この会社はアメリカで最初の
オンライン銀行となり、設立後・数ヶ月で20万人以上の加入がありました。
2002年に買収され、筆頭株主であったイーロンマスクは、資金ゼロからわずか7年、31才の時、約200億円の大金持ちになりました。


日本にもインターネット成功者がいます。例えば「ホリエモン」こと堀江貴文さんです。彼は大学時代にライブドアという会社を作り、会社の価値を8000億円まで成長させた。また、ロケットを打ち上げる会社も作りましたが、イーロン・マスクほどの成功はありません。これは、日本とアメリカの宇宙ベンチャー支援制度の違いも大きかったと思います。

イーロンマスクは二つ目の会社を売ったお金を使って、すぐに三つ目の会社を立ち上げました。
それが、彼の夢だった宇宙の会社、2002年に創設されたスペースX社です!

宇宙のスペースX社誕生

イーロン・マスクは、小型ロケットの打ち上げを数回失敗したら、つぶれてしまうような
小さな会社だったスペースX社を、
10年足らずで、アメリカの宇宙ベンチャーのトップにしました。

イーロン・マスク(写真提供:NASA)


さらに、会社をつくってからたった20年間で、世界の巨大な会社をも抜き去り、世界一の航空宇宙メーカーとなりました。

このように、世界が驚くような革新的なプロジェクトを、アメリカNASAや日本のJAXA、欧州のESA、ロシアのロスコスモス、中国などの国家でもできないことを、一つの会社が短期間で全て成功させたのです。
こんなことは他にはありません。

それから、イーロン・マスクは日本が大好きです。特にラーメンやアニメのファンで、日本人のコツコツと努力し、改善を重ねて良い製品を作るエンジニアの姿勢や文化にも感銘を受けています。
そのため、スペースX社内にはラーメンの自動販売機を設置し、日本にも何度も訪れています。
それでは、イーロン・マスク率いるスペースX社が、世界一の宇宙メーカーとなるまでの
約20年間の歩んできた道を、振り返り紹介します。

スペースX社が世界一の宇宙開発会社になるまでの20年間の歩み

これから紹介するのは代表的な7つのプロジェクトです。
これらの7つのプロジェクトは、ほとんどが世界初のチャレンジングな取り組みです。

スペースX社が最初に挑戦したことは、小型ロケット・ファルコン1(ワン)の打ち上げ!

会社設立から4年後の2006年に1回目は失敗、2007年の2回目も失敗、2008年の3回目も失敗しました。
次に失敗したらスペースX社の存続の危機と言われました。

でも、ロケット開発の挑戦は続け、3回目の失敗と同じ2008年に4回目のロケット打ち上げに成功しました。
そして、NASAと約1500億円の契約を獲得しました。

アメリカでは、小さな宇宙ベンチャー企業と大きな契約を結ぶことがあります。他の国ではあまり見られないことです。だからこそ、世界中の優秀な若者たちがアメリカンドリームを夢見てアメリカを目指すのです。

二つ目の挑戦は無人宇宙船「ドラゴン」を作ることでした。

無人宇宙船ドラゴン(写真提供:NASA)



2012年に、民間会社の無人宇宙船として初めて国際宇宙ステーションにドッキングし、荷物を届けました。
これは大企業でもできなかった、民間企業としては世界で初めてのことです。
スペースX社をつくって10年目での大成功です!

宇宙船まで完成させたのですから、ここが起業家としての最終章と言っても素晴らしい実績です。

でもイーロン・マスクは、こんなことで止まりません。
それどころか、驚くようなアイデアのプロジェクトを次々と立ち上げ、しかも短期間で成功へと導いていきます。
この国際宇宙ステーションに荷物を届けるドラゴン宇宙船プロジェクトは、私も関わっていました日本の宇宙船「こうのとり」の技術を使い、日本に特許料を支払って無人宇宙船「ドラゴン」を完成させNASAとの契約を勝ち取ったのです。

頭良いですよね、同時に大きなプロジェクトを数個・進めていますのでスペースX社としては、どちらかと言うと人を運ぶので審査の厳しい有人宇宙船とかロケット開発に全力投球したかったのです。

荷物輸送のための無人宇宙船の重要な技術は、信頼できる日本の技術を利用しNASAとの契約を成功させたのです。

イーロン・マスクは、日ごろから日本の技術力を見習うべきだと言っています。
例えば、日本車は一度買ったら廃車するまで故障しないのが一般的です。彼は、ロケットや宇宙船も同じようでなければならないと言っています。
だからこそ、品質をとても大切にしているのです。

宇宙船の定期便などの実際の運用時には失敗しませんが、開発中の失敗は問題ありません。
失敗したらすぐに改善し、再度打ち上げます。
これは日本の会社、特にトヨタ自動車が得意とする「改善」という手法を繰り返しています。日本の良いところをまねて、スペースX社は短期間で世界一の会社になりました。

三つ目の挑戦は再利用ロケットの打ち上げ、

ファルコン9(写真提供:NASA)



2015年、中型ロケット・ファルコン9を打ち上げ、宇宙まで行った第一弾ロケットを目的の地上や船の上に垂直着陸させる事に成功、世界で初めて再利用ロケットを完成させた。

これは、NASAやJAXAが数十年先に実現できると予想していたことです。
スペースX社は、会社をつくって13年後に達成しました。
しかも、海に落とすのではなく、希望する場所に立ったまま降りてくるという、とても難しい着陸スタイルで成功させました。

この技術は、私たちの子どもや孫の時代に完成する予定でした。
しかし、イーロン・マスクが登場して、数十年も早めてくれたおかげで、今私たちは地上に立ったまま着陸する再利用ロケットの映像を楽しむことができています。

スペースX社は、将来の宇宙旅行を考えて、もっとロケットの打ち上げ費用を安くしないと一般の人が宇宙旅行に行ける時代は来ないと考えました。

そこで、どこの会社や団体もやっていない、ロケット打ち上げ費用を下げる活動に取り組みました。
スペースX社の中型ロケット、ファルコン9は、第一段ロケットの再利用を実現しました。
そして、宇宙船や人工衛星を包むロケット先端のカバーであるフェアリングも、ロケット打ち上げ後に海で船がキャッチして再利用しています。
これにより、ロケットの打ち上げ費用を安くしました。

さらに、ロケット打ち上げ費用が高い理由を調べたところ、たくさんの部品をいろいろな会社から購入しているため、それぞれの部品メーカーの利益が加わり、それに加え中間に入る会社の利益も加えると費用が高くなることが分かりました。

そこで、スペースX社はロケット部品のほとんどを自分の工場で作り、大幅な費用削減を実現しました。

中型ロケットの打ち上げ費用は、日本やヨーロッパ、ロシア、中国などでは1回100億円以上が一般的でした。

しかし、スペースX社は約70億円で実現し、世界のロケット打ち上げシェアでトップになりました。さらに、商業打ち上げシェアでも圧倒的なトップとなっています。

普通、大きな第一弾ロケットを再利用のために回収するとしたら海に落せば簡単ですよね、それを船のかんぱんや陸地に降ろす、しかも垂直にと言う難しい方法をとったところあたりイーロンマスクらしいです。
この技術を月や火星に着陸させる宇宙船にも使うことでしょう。

あるいは遠い将来、ロケットも現在の飛行機のように次々と発射するようになったときに、ロケット発射場に着地できれば理想ですね。

それから先月、大型宇宙船スターシップを打ち上げるスーパーヘビーロケットを打ち上げ後に発射台のハシのような物で空中キャッチしましたが、これも将来ひんぱんに打ち上げを行うことを想定している技術のようです。

四つ目の挑戦は、大型ロケットの打ち上げ
2018年、大型ロケット・ファルコンヘビーの打ち上げを成功して運用をスタートしている。

ファルコンヘビーロケット(写真提供:SpaceX)


勿論、民間による大型ロケット打ち上げは世界初。
会社をつくって16年目での快挙!
NASAなどでファルコンヘビーロケットを使って、11回打ち上げ全て成功しています。
一番最近では、2024年10月に木星の衛星エウロパの探査機エウロパ・クリッパー打ち上げに成功しています。

五つ目の挑戦は、有人宇宙船をつくること
2020年、民間初の人の乗る有人宇宙船クルードラゴンで国際宇宙ステーションへの飛行に成功、しかも、世界初の完全な自動運転の有人宇宙船です。

有人宇宙船クルードラゴン(写真提供:NASA)


民間の会社で初めて、有人での地球と国際宇宙ステーションの定期運用をスタートしました。

すでに日本人宇宙飛行士も乗っています、クルードラゴン1号機に野口聡一さん、2号機に星出彰彦さん、若田光一さんは7号機、古川聡さんは10号機です。

今年2月以降に打ち上げ予定の大西卓哉さんは11号機に乗る予定です。
それから、一緒に有人宇宙船開発を、スタートした巨大企業ボーイング社は5年遅れの現時点でも、有人宇宙船は完成していません。
巨大企業に有人宇宙船づくりでも、勝ってしまいました。

この全自動宇宙船クルードラゴンでの民間人による宇宙旅行が次の通り行われた。
2021年に民間人のみ3人の高度575kmでの、3日間の宇宙旅行。

2022年4月と2023年5月そして2024年1月には民間人のみ4人で国際宇宙ステーションへの宇宙旅行。これは定期的に今後も予定されている。

さらには、2024年9月に高度700kmで6日間の民間人のみの宇宙旅行。そして、民間人初の船外活動を男女2人が行いました。

六つ目の挑戦は、大型宇宙船スターシップをつくること
2021年、約半世紀ぶりに宇宙飛行士の月着陸に使う宇宙船に大型宇宙船スターシップが選ばれました。

大型宇宙船スターシップ(写真提供:SpaceX)


人類は再び月面を目指します。約50年前のアポロ計画では月に行って帰ってくるだけでした。
今回のアルテミス計画では月に長期滞在したり、月面開発も含まれます。

2024年には、スターシップの軌道投入に成功。

大型宇宙船スターシップと大型ロケット・スーパーヘビーの組み合わせではロケットシステム全てを再利用できるように人類初の完全再使用型を目指しています。

イーロンマスクは全てのプロジェクトを担当のエンジニアに任せっぱなしにしません。
エンジニアとして一緒に開発に加わり指揮するそうです。
油だらけになることも気にしないそうです。

例えば、新しいプロジェクトのアイディアを出す場合、徹底的に基礎知識や専門知識を身につけるためにイーロンマスク自身が数ヶ月かけて専門書や資料を読みあさり構想をねります。

そして疑問点などを中心にスペシャリストのエンジニアや科学者に長時間質問し続けます。
そしてロケットや宇宙船で世界が驚くようなアイディアを生み出し続けるのです。

一般的な会社のトップの方々が行う、エンジニアなどが、まとめた実験結果などを聞いて判断するのではなく、生データを見ながら指揮し続けて、完成に導くのです。

つまり、全てを自分で細かく知りたいのです。ですから、例えばインターネットのX、旧ツイッターでは全ての社員がイーロンマスク宛に週報を送っていると言う、超こまかすぎる管理方法。

日本では嫌がられますが、最先端技術の勝負の世界ですから、この方法でないと、多くのプロジェクトで短期間での成功、と言うか町で一番とか山梨で一番ではなく、目指すところは世界一ですから、しかも、短期間で実現するのですから、
この位の事は当然ですね。

でも、プロジェクトを一緒に進め、ある程度・信頼関係が出来上がると必要ポイントのみの管理方法に変わるようです。

大型宇宙船スターシップ(写真提供:NASA)


会社幹部はイーロンマスクの考え方に強く共感する人達で支えていると言うか、会社全体がイーロンマスクの目標を応援しようと言う感じと言われています。

スペースX社は、このような方法でプロジェクトを進めていると多くの皆さん知っているので
仕事が多すぎるとか、スケジュールが厳しいとか、不平不満を言うような社員は入ってこないと言います。

本当に、その分野の好きな人達
例えば、ロケットや宇宙船・月面開発とか火星移住など、あるいは全自動の車とかインターネットなど
どちらかと言うと、社員それぞれが楽しんでいるプロジェクトで、やめろと言っても徹夜してでも仕上げてしまう人達の集まりです。

そしてイーロンマスク自身も、㈮から㈪はスペースX社、㈫から㈭はテスラ社などで全ての会社や工場をまわり、さらに新しいプロジェクトを指揮しているときには宇宙工場や自動車工場などに寝袋で寝泊まりしていると言う、超ハードワーカーです。

エンジニアの皆さんが、早い時間に工場に出社すると、工場で寝ているイーロンマスクを見る事があるそうです。
睡眠時間は午前1時から7時までの6時間と決めているそうです。

このように言うと、大変な仕事量のために仕事以外は何もしてないかのように思いますが、家族との時間は大切にしています。
朝、子ども達を学校に送って行くのはイーロンマスクが行っています。

また日曜日には、子ども達と遊んだりゲームをしています。

さらには、職場内パーティーなどには積極的に参加して人間関係を大切にしています。
でも突然のトラブルが発生した時などクリスマスパーティーを断って徹夜の作業をしたこともあったそうです。
そして、身体と心の健康管理もしっかりと進めています。1時間のジムトレーニングも行い格闘技も好きなようです。
時間を見つけては、上手にリフレッシュタイムをとっているようです。

イーロンマスクは物作りは大変得意で時を読むと言うか、タイミングを見るのも天才だと言われる反面、
人との付き合い方があまり上手ではなく、また自分の考え方や思っている事を伝えるプレゼンも、あまり得意ではないそうです。
ですから、質問形式のトークは行いますが、スティーブ・ジョブズのような長時間一人プレゼンはしません。
更には、お金にもあまり関心がないようだと言われています。

でも、物作りと世の中の動きを読む力が、あまりにも秀でている事を会社幹部や社員のみなさんが理解し必ず良い方向に進めてくれると信じているので一丸となって、難問に向かって戦い続け、会社として世界が驚くような結果を出し続けているのだと思います。

とにかく行動力も凄い、あのNASAが有人による火星開発の具体的な計画すらしてないことを知ると自らの会社で火星有人探査計画を考え詳細な実行計画を作って、
それに向け現在、技術開発をスタートしている。

大型宇宙船スターシップの最終目標は火星です。
スペースX社は、火星での通信環境を整える計画もすでに始めています。

最終的には人類が火星に移住し、さらに木星などへの進出も目指しています。

NASAや世界の科学者たちの先を行く計画です。これは夢物語ではなく、実際に研究し行動しています。イーロン・マスクは、とにかく行動力のあるすごい人です。

最後の七つ目は、地球上のほぼ全域での、衛星インターネットサービスに挑戦
2020年、多数の人工衛星によるインターネットサービス(スターリンク)で世界最大の会社となった。

スターリンク(写真提供:SpaceX)


2022年には45ヶ国でのインターネットサービス提供。

2022年2月に、ロシアがウクライナを攻めた時に、ウクライナのテレビ局や地上通信設備をほとんど破壊して短期間で首都キーウを制圧しようとしました。

その時にウクライナから助けて欲しいと頼まれ、このインターネットサービス・スターリンクを使って下さいと回答、結果として、イーロンマスクが、このスターリンクでロシアの短期間侵略を防いだ事になりました。

最後に

以上のように、
宇宙開発だけでも、ロケットや宇宙船、インターネットサービス、月面開発、宇宙旅行、火星移住など、たくさんのプロジェクトを完璧に進めています。驚きですよね。

スペースX社(写真提供:SpaceX)


さらに、自動車やインターネットの分野でも活躍しています。

この番組を見て、イーロン・マスクのファンになった子どもたちがたくさんいるのではないでしょうか。

今回の「イーロン・マスクの宇宙開発」楽しんでいただけましたでしょうか?
イーロン・マスクは、民間の会社による宇宙開発の新しい時代を切り開きました。
そして、その快進撃は現在も続いています。

イーロン・マスク(写真提供:NASA)


明日からの新しい年には、世界中が驚くようなビッグニュースが飛び込んでくるかもしれません。
彼は、そんな期待を抱かせる人物です。

これからも、彼の挑戦と成功を見守り続けましょう。
楽しみですね!

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